横浜市立大学 医学部 消化器内科学教室

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小林 亮介 先生の論文が掲載されました.

小林 亮介 先生の論文が掲載されました.

小林 亮介 先生(附属市民総合医療センター・大学院生)の論文が掲載されました.

Kobayashi R. et al. The feasibility of colorectal endoscopic submucosal dissection for the treatment of residual or recurrent tumor localized in therapeutic scar tissue. Endosc Int Open. 5(12): E1242-E1250 (2017).

論文の内容は,遺残再発病変に対するESDの内容です.以前は,大腸EMRやTEMを施行したのちに散見される局所遺残再発病変に対して繰り返しEMRやAPCを試みておりましたが,再発を繰り返したり,正確な病理学的評価ができないことが問題でした.そのような遺残再発病変に対するESDの有効性を報告するものです.もちろん高い技術力および適切な周術期管理が必要であり,どの施設でもできる治療ではありませんが,今後の一つの治療の選択肢として提案できる内容かと思います.本研究をまとめるにあたり,ご指導いただいた平澤先生,前田教授,内視鏡グループの先生方に感謝申し上げます.(小林)