活動報告

   報告    2022.05.30
 

報告ー令和3年度救急応需全国2位:横須賀共済病院ー

令和3年全国救命救急センターで年間受入救急車搬送人員が2位の実績!横須賀共済病院
 


当教室の関連施設であります横須賀共済病院がこの度、令和3年度全国救命救急センター年間受入救急車搬送人員が2位という非常に優秀な成績をおさめられました。
横須賀共済病院の先生方及び救急科スタッフの先生方の日々の頑張りの賜物かと思います。
このような素晴らしい実績につきまして横須賀共済病院救急科部長土井智喜先生より報告していただきます。


皆さん、こんにちは。横須賀共済病院救急科の土井です。
令和3年の全国救命救急センター298施設の中で、年間受入救急車搬送人員が2位となったことを報告させて頂きます。

・救命救急センターの評価結果(令和3年)について - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188907_00005.html

・資料3:救命救急センターの評価結果(令和3年)実数の詳細 - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000922227.pdf
 
当院は平成30年度より年間救急車受入台数1万台超えを維持し、令和3年は11,455人の救急患者を受け入れました。この成果は、病院一丸となって努力した結果であり、コロナ禍の影響を受けながらも「地域救急医療の最後の砦」として邁進した結果でもあります。

令和3年も不動の全国1位(16,321人)である湘南鎌倉総合病院には遠く及ばずですが、救急科として患者さんや医療従事者ともに安心安全な救急医療体制を着実に整え、実績を積み重ねてゆきたいと思います。

今後ともご支援・ご指導のほどよろしくお願いいたします。
最後になりますが、この公式ホームページからも横浜市立大学医学部救急医学教室の多様性がお分かりいただけると思います。
当教室HP: http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~er-urahp/
一施設に留まらず多施設で、また多方向からのアプローチで、救急医療から社会に貢献できる環境で一緒に働きませんか?

★救命救急センター充実段階評価について
平成9年「救急医療体制基本問題検討会」における「既存の救命救急センターを再評価し、その機能を強化する」との提言等を踏まえ、平成11年度より個々の救命救急センターの機能の強化、質の向上を促し、全国の救急医療体制の強化を図ることを目的として救命救急センターの充実段階評価が実施されている。


このように当教室は横浜・横須賀地域の救急医療の中心となり、さらには神奈川県・全国の救急医療に貢献できるよう教室員一丸となって日々の救急診療を行っています。