学術活動 2022.11.28
横須賀共済病院救急科センター長土井医師が 第17回日本病院前救急診療医学総会・学術集会ランチョンセミナーで講演しました。
横須賀地域における病院前診療におけるDX導入について
今回のランチョンセミナーでの講演内容は、「DXでつながる救急隊活動と医療機関」、SIPで横須賀共済病院が取り組む音声認識カルテの実証から派生した救急隊情報の一元管理について講演を行いました。
救急隊から受け入れ要請があると、その情報は電話を介して「救急隊→病院受け入れ要請→院内での共有と準備→救急隊レポートのサイン」というステップを刻むことが一般的です。
そのステップを救急隊と病院で同じシステムで共有して、同時に多職種で共有することの取り組みを講演しました。
そして、三浦半島地区の主な７病院で同じシステムを運用することをトライアルしています。
Society 5.0という形で日本では医療だけではなく、あらゆる業種でDXが進められます。
まさに今の時代は産業革命の真っ只中です。
また日本病院前救急診療医学を中心とした学会ですが、非常に興味深い講演がたくさんありました。
次回の第18回は東海大学が主管で小田原で開催されるので、ぜひ参加してみてください。