国際交流 2020.3.1 更新
国際交流の一環として、Thammasat University, Thailandから短期的に医学生の留学生を受け入れました。以下小川医師からの報告です。
2020年1月よりThammasat University, Thailandからの Peerada Kobkarnsakul (medical student, 5th grader)が交換留学プログラムにて当大学に来て、当科で4週間の研修を行いました。
世界各国でCOVID-19の感染拡大が広がる中ではありましたが、センター病院・福浦・横浜/横須賀の救急科関連病院での臨床実習で救急スタッフ・研修医・医学生と共に救急・集中治療の現場はもちろん、救急医療におけるシュミレーション実習・関連病院を経験しました。救急医療は母国タイでも経験がなく、日々新鮮な体験が刺激になったようです。
滞在中、日本でもCOVID-19拡大により救急車同乗や各施設への訪問など横浜の救急医療を紹介することができませんでしたが、各教室員が工夫を凝らし、横浜および日本の救急現場の実際を共有することができました。当教室では海外留学生にも満足してもらえるプログラムを組んでおります。また本年は基礎研究室の活動性向上に伴い、救急科で行なっている基礎研究を指導医・大学院生・医学生とともに体験してもらいました。
期間中、off the job trainingの開催はありませんでしたが、何事にも積極的に参加する彼女に我々も当大学医学生も非常に刺激を受けました。
この交換留学プログラムを通じて日本・タイ間での救急・集中医療の共通点・相違点を学び双方の発展に繋がることを目指しております。
横浜市大救急医学教室では世界各国から随時留学生を受け入れ、また教室員の国際留学推進も積極的に行なっております。
横浜市済世会南部病院にて
歓迎会(2020.1月末日)の様子
(注:COVID-19自粛要請前)
(注:COVID-19自粛要請前)