活動報告

   学術活動    2023.3.1

報告; 令和5年度日本学術振興会科研費採択
-教室員3名の課題が採択されました-



令和5年度日本学術振興会科研費の発表が2023年2月28日に発表となり、当教室から3題の課題が採択されました。
 
・糖タンパク質バーシカンによる血管リモデリングに着目した大動脈瘤の病態機序の解明:廣見太郎医師(若手研究)
 
集中治療室看護師によるポイントオブケア超音波の臨床的意義の検証:谷口隼人医師(若手研究)
 
ARDSの喫煙・炎症因子関連分子メカニズムの解明と新規治療法の確立:小川史洋医師(基盤研究C)
 
普段の救急臨床に加えて、臨床研究・基礎研究に対する研究マインドが根付いてきている当教室でありますが、今年も以上の課題での科研費に採択されました。非常に喜ばしい結果となりました。
現行教室員それぞれが臨床現場で生じた疑問(CQ)に対して、いかなることが改善すれば患者のためになるか、どれだけの患者を救えるかと考え、研究で出た結果を臨床へフィードバックすべく日々頑張っています。
さらに、その研究マインドを屋根瓦式に後輩に伝えるような教育方針をとっており、日々議論をし、切磋琢磨しています。
引き続き横浜市大救急医学教室として基礎・臨床の両方で活発な活動を続けていきたいと思います。ご興味のある方はいつでもご相談ください。