活動報告

  学術報告  2019.12.30
 

救命、総合周産期合同カンファランスを開催しました。

高度救命、総合周産期センター合同で産科救急症例の合同カンファランスを開催しました。以下本澤医師の報告です。


   横浜市立大学附属市民総合医療センター高度救命救急センターでは、総合周産期母子医療センターと協力して、危機的産科症例に対応しています。産褥コールと名付けたプロトコールを運用して、初療から止血対応にかけて協力体制を敷いています。
 
 1223日に当センターのカンファランスルームにて、今年度の産褥コールの運用の振り返りと今後について、症例発表を踏まえた議論を行いました。
 
 救命センタースタッフ、母子医療センタースタッフ、看護師、研修医が40名を超えて集まり、活発な討論を行いました。
 
 当院周辺の医療施設に対して、危機的産科出血の症例はできるだけ早く当センターへ送っていただけるよう働きかける取り組みの紹介や、産科出血症例へのREBOAの有用性、ドクターカーによる早期介入の可能性について検討致しました。
 
 今後も、総合周産期母子医療センターと顔の見える関係を礎に、産科救急症例に対するより良い体制の構築を進めて参ります。