活動報告

  学術報告  2023.3.10
 

ECMO症例学内合同カンファランスを開催しました。

附属病院・センター病院合同で学内呼吸ECMO症例検討会を開催しました。
ECMOグループリーダー(YACHT)の谷口医師より

2023年3月10日附属病院・センター病院合同の呼吸ECMO症例検討会をWeb meetingで行いました。
 
YACHTは2019年に発足し、これまでで36例の呼吸ECMO症例を担当いたしました(生存率89%)。
ポストコロナにおいてもチームの活動を維持するため(年間12例以上の件数が必要:Am J Respir Crit Care Med 2014;1990: 488-96.)、症例の集約化を図りたいと考えておりますが、センター病院は外傷センターの機能もあり、学内外問わずどこからでも集約というのは現状では難しく、まずは学内の呼吸不全症例を積極的に集めていこうとチーム内で検討し、その取り組みの第一弾として学内症例検討会を行いました。
 
年度末の忙しい時期も関わらず、多くの診療科、部門から参加いただき、各科とも有意義なコミュニケーションが取れたと考えております。
今後も症例の経験をこのような形で、共有し、横浜横須賀の呼吸不全症例に対する最後の砦として機能できるように、努力してまいりたいと思います。