当教室の特色
入局を考えられている研修医・医学生の方々へ
当教室は人口400万人を超える神奈川県の横浜・横須賀地域に6つの救命センターを含む、8つの関連病院を構え、総勢約80名の教室員で地域の救急医療を支えています。
臨床のみならず、教育、研究にも力を入れ、若手も多く勢いのある救急科医局の一つです。
横浜市大救急医学教室はER・集中治療をメインに外傷・ECMO・IVR・熱傷・小児・総合診療・感染症・麻酔・基礎研究・医療安全・統計・行政などの多くの分野を研修しながら3年間で一人前の救急医になるプログラムができています。
具体的には
〇関連病院が多く本丸となる高度救命救急センターはじめER型救急施設、集中治
療が得意な施設、基礎研究と両立をしている医学部附属病院など関連病院それぞ
れの病院に特徴があり、これらの関連病院をまわることで幅広く勉強できます。
(関連病院とその指導者はこちらを参照)。
〇横浜市大救急医学教室内部で独自に専攻医教育プログラムを定めて横浜市大救急医学教室として救急医育成に力をいれています。(こちらを参照)
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〇救急専門医+それぞれの分野の専門医取得を推奨します。
(現在教室員はIVRの勉強、ECMOの勉強、外科医のトレーニング(4年間)、離島での総合診療、新潟県ドクターヘリ、総合診療分野、小児科専門研修などにそれぞれが国内留学して勉強しています。詳しくはこちらを参照)
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〇教室内の基礎研究グループが活発な活動を開始しています。コロナの研究も積極的に行い、論文も多数出版しています。
もちろん、基礎研究はみな素人から初めていますので、しっかりした指導者によるきめ細かい指導体制が整っています。これも我々横浜市大救急医学教室の強みです。これは教室員の博士号取得(学位取得)にもつながっています。
(研究体制の詳しくは、こちら)
〇基礎研究での学位取得 博士号取得が可能です。
〇同時に大学院へ進まなくても(基礎研究を行わなくても)臨床を行いながら、臨床論文による博士号取得の道があります。(多くの教室員が専門医取得のあとに学位・博士号を取得します。その指導体制ができています)
〇臨床統計の専門家が教室員としています 常に臨床統計の指導を受けることができます。臨床英語論文の作成を支援します。
〇救急専門医、集中治療専門医、博士号の「全員取得」を目指します。それに加えて各教室員がそれぞれの自分の希望分野専門医取得を教室として支援します。
(外傷専門医、小児専門医、循環器専門医、外科専門医、整形外科専門医、産婦人科専門医、麻酔科専門医など教室員それぞれに希望があります)
〇アメリカNYコロンビア大学、コーネル大学、PA Nemorus大学、フランスパリAP-HP、デカルト大学、インドAIIMS大学など海外の医療機関と横浜市大救急医学教室とで連携をしています。
(スタッフ・学生の相互訪問 実習:但し現在はコロナの情勢により海外との相互交流は一時中止中)
〇毎年 夏にはフランスSAMUの同乗実習に教室員、看護師を派遣しています。(但し、現在はコロナの情勢によりフランスSAMUとの交流は一時中止中)
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〇災害時の医療に力をいれています。(東日本大震災や熊本地震での被災地派遣DMAT)
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〇ドクターヘリについては新潟大学へ出向して研鑽を積んでいます。ドクターカーはそれぞれの病院のドクターカーと横浜市立市民病院のワークステーションドクターカーに取り組んでいます。
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〇ラクビーワールドカップ(決勝戦含め横浜では7試合開催)オリンピックなど(横浜では野球とサッカー 両会場とも横浜市大救急医学教室の教室員がオリンピック会場の医療責任者を務めました)の国際イベントに関与できます。
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〇過重労働にならないように医師の働き方改革に対応したon-offがはっきりした勤務体系です(教室員が80名という日本で最も大きな教室の一つですので、子育てしている医師も多くいます。適切に休暇がとれる体制です)
〇妊娠・子育てをしながら救急医・集中治療医を両立させている女性医師が多く活躍しています。
もっと詳しい情報はこのホームページ内に記載しておりますので、是非ホームページを参照していただけたらと思います。
日本光電救急ニュースに当教室の特徴が掲載されました
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横浜市大救急医学教室の問い合わせ・見学について |
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問い合わせ先:qq_sec@yokohama-cu.ac.jp |
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高度救命救急センター
神奈川県横浜市南区浦舟町4-57 救急棟3F
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