活動報告

   参加報告  2019.3.10
 

第17回J-POCKEYSを開催しました。

横浜市立市民病院でJ-POCKEYSを開催しました。以下、 J-POCKEYS WGからの報告です。


 2018年度第3回目、通算17回目のJ-POCKEYSを3月10日(日)に、教室関連施設である横浜市立市民病院にて開催致しました。受講生は6名の初期研修医の先生方でした。
 
 J-POCKEYS(Japan - Point Of Care Know-how for Emergency Sonography)は救急超音波検査のトレーニングコースです。我々は、救急医が超音波を身体に当てて画像を視て行う「診察」を、「救急超音波診」と名付け、超音波装置を検査ではなく、問診、視診、聴診、打診、触診と並ぶ、診察の一法に位置づけています。
 
 昨今注目を浴びているポイントオブケア超音波検査(POCUS)ですが、コースではPOCUSの「スキル」を学ぶのではなく、救急診療の中でPOCUSをいかに利用し、適切な判断を下せるようになるかの「ノウハウ」を習得することを目的としています。そして、普及のために、第一線で利用する研修医の先生方を主な対象とし、いつでも、どこでも、だれでもできるようになること目指しています。
また当コースは、POCUSと同様にどこでも誰でも開催できるコースを目指しており、今回は、横浜市立市民病院に協力により、大掛かりな準備を必要とせず、少ないインストラクター(4名)で無事開催することができました。
 
受講生には明日からの救急診療で早速「救急超音波診」を実践してもらいたいと思います。
2019年度も複数回のコース開催を予定しております。また一緒にJ−POCKEYSを作っていく仲間も募集しています。興味のある方は、下記までご連絡ください。
当コース内容は、「救急超音波診〜救急診療にエコーを活用する」(羊土社発刊)に準拠しておりますので、興味のある方は是非ともお求めください。
【問い合わせ】
救急医学教室秘書宛  qq_sec@yokohama-cu.ac.jp