第２回公立大学附属病院臨床研究センター長連絡会議の開催報告

横浜市立大学附属病院次世代臨床研究センターは2018年8月24日（金）、
横浜グランドインターコンチネンタル「シルクの間」において、
「第２回公立大学附属病院臨床研究センター長連絡会議」を開催いたしました。

　第一部　：　連絡会議

　連絡会議では、最初に荒川厚労省企画調整専門官による臨床研究法についての講演が行われ、平成30年4月より法が施行されたことに関する特定臨床研究として取り扱う具体的事例や各大学が課題と考えている内容についての質疑が行なわれました。
 
　続いて和歌山県立医科大学　吉川センター長より、臨床研究中核病院承認へ向けた取り組みについての講演が行われ、承認要件を充足するために、既に医師主導治験を４件実施している等取り組み内容や工夫等についてのご説明をいただき、地域主体である公立大学病院が日本の医療の発展に貢献する臨床研究に取り組む意義について論議が行なわれました。
 
　討議の場では、公立大学間での臨床研究における情報共有や協力体制等に関するネットワークを構築することが承認され、引き続き、大学間の連携を進めていくことについて合意しました。
 
　また、各大学から他大学への質疑事項についての論議では、臨床研究法の施行に伴う研究支援のありかたや認定臨床研究審査委員会の運営に関して、現時点において各大学がどのような対応を行なっているか等有意義な意見交換や情報共有が行われました。
 
次回の会議は和歌山県立医科大学において開催することが決まりました。

　第二部　：　意見交換会

参加大学

札幌医科大学、福島県立医科大学、名古屋市立大学、京都府立医科大学、
奈良県立医科大学、大阪市立大学、和歌山県立医科大学、横浜市立大学

公立大学附属病院センター長会議

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