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コロナ禍の留学について

オンラインプログラムの発展と渡航の再開

新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の事態は、学生の留学に大きな影響を与え、本学でも令和2年度は渡航プログラムを中断せざるを得ませんでした。

しかし、コロナ禍の中で新しく生まれたプログラムもあります。令和2年度より開始したカナダのウェスタンオンタリオ大学の英語+ビジネス科目を学ぶオンラインプログラムは、今年度は50名近くの学生が参加するなど、人気のプログラムとなりました。そのほかにも文化交流プログラムやオンラインでの国際共修が活発に行われ、オンラインプログラムが国際体験の新たな方法の一つとして、今後の発展が期待されます。

さらに今年度の秋からは、交換留学などの長期プログラムも再開されました。本学でのワクチン接種支援、渡航先大学との感染防止にかかる綿密な調整などを経て、22名の学生が渡航しました。学生からの留学報告には、現地学生との交流による新たな発見、日本とは異なる生活環境での驚きが生き生きと綴られており、コロナ禍という制約下にありつつも、充実した学びを得られている様子が伺えます。

本学は、今後も渡航、オンラインの様々なかたちで国際交流の機会を拡大させて参ります。

プログラム紹介:交換留学プログラム

交換留学プログラムは、半年もしくは 1年間の留学を通じて、高い専門性、幅広い視野、国際性を身に着ける留学プログラムです。渡航先大学の学費が不要であることや、留学しても4年間で卒業できるなど、様々なメリットがあります。

渡航先の1つである高麗大学校は、韓国名門大学の一つで、静かで豊かな学修環境のもと、様々な国から集う学生と交流しつつ、自身を磨くことができる大学です。

令和3年度渡航学生体験談

韓国:高麗大学校 交換留学プログラム

国際商学部 国際商学科 3年 堀 清香

私は、英語と韓国語の力をつけること、専攻している経営学を外国の視点で学ぶこと、そして視野を広げたいという思いで1年間の高麗大学への交換留学に参加しました。留学生はアメリカ、メキシコ、スペイン、フランス、トルコ、ベネズエラ、香港、日本からの16人です。留学生同士一緒に過ごすことが多く、日常生活は英語、現地の友人やお店は韓国語です。留学生と過ごす中で文化の違いを感じることもありますが、国や言語は違っても日本での友達との楽しい会話と変わらないことを実感するなど、学びや発見が多く毎日が充実しています。経営学の授業ではディスカッションや発表含め全てが英語で最初は不安でしたが、授業中は一言でも多く話す、質を高めることを目標に予習することで慣れてきました。コロナ禍にも関わらず安全に交換留学に参加できたこと、日本人のいない環境で1年間過ごす貴重な機会を得られたことに感謝しています。残りの留学生活も1日1日を大切に過ごしたいと思います。

高麗大学校キャンパス アジアでも有数の規模を誇る図書館
韓国の文化に関する授業のフィールドトリップより

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