グローバルな視野を持ち、世界で活躍する人材を育てるため、本学では海外でのさまざまな学びや実践の場を提供しています。後援会からの支援を受け、海外でさまざまな体験を重ね、多くのことを学んだ学生たちからの体験談をお届けします。
新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の事態は、学生の留学に大きな影響を与えました。本学では令和2年度は渡航プログラムを中止しましたが、オンラインプログラムを実施することで国際体験の機会を創出しました。
令和3年度になり、文部科学省より留学再開に関する通知が発出されたことを受け、渡航先大学への感染防止対策などのヒアリングや、危機管理会社との連携などの安全対策を実施し、交換留学などの長期プログラムを再開し、25名の学生が渡航しました。
さらに、令和4年度は56名が長期留学で渡航を開始するとともに、短期留学を再開し130名を超える学生が渡航しました。特に、令和4年度から開始した第2クォータープログラムは、必須科目を設置していない2年次の第2クォーター期間(前期後半)を利用して渡航する留学プログラムで、多数の学生が参加しました。学生からの留学報告には、現地学生との交流による新たな発見、日本とは異なる生活環境での驚きが生き生きと綴られており、コロナ禍という制約下にありながらも充実した学びを得られている様子が伺えます。
今後は、提携校との連携深化や派遣枠数の拡大に取り組みつつ、本学ならではの国際交流・体験機会の提供に努めていきます。
横浜市立大学では、国際的な視野を持った人材を育成するための手段として、海外での実践的な教育活動を支援する「海外フィールドワーク支援プログラム」を行っています。
学術交流協定に基づく交換留学や語学研修等にて、海外の大学へ学生を派遣しています。後援会では、学生に対して大学補助と同等レベルの経費を助成しています。