国際教養学部 3年 田澤 来実
私は、横浜市立大学の交換留学プログラムでドイツにあるフライブルク大学に10カ月間留学をしました。現地の学生、そして20か国以上の国から集まった他の留学生と共に学んだことで自分の中の世界、価値観が大きく変化した1年間になりました。
留学前からドイツは移民が多いという背景もあり、多様性に富んだ国であるというイメージを持っていました。実際に住んでみると、留学前の想像を遥かに超える多様性社会で、ジェンダーや環境問題、政治問題に対して国民が活発にアクションを起こすような社会でした。そんな価値観を持った人々と関わる中で、自分の中の環境問題に対する意識、ジェンダーに対する考え方も大きく変わりました。
フライブルク大学では、リベラルアーツアンドサイエンス(LAS)というコースを専攻していたこともあり、幅広い分野を学ぶことができました。環境意識が高く自転車社会だったフライブルクでは、自転車に関する知識を深める講義や環境心理学などのユニークな講義があり、これらの科目をディスカッションを通して学んだことで、その知識を基に自分の考えを持つことができるようになりました。さらに、数多くの国から集まった交換留学生が履修するドイツ語の講義では、ドイツ語を身に付けるだけではなく、さまざまな文化の違いを共有する場にもなっており、学生間で互いの文化を理解しながらドイツの文化を学ぶという貴重な経験ができました。
また、部活動に参加したことで、新しい環境、文化の違う組織でのコミュニケーション力が身に付きました。そこで専攻の違うさまざまな学生と繋がりを持てたことは、ドイツの文化を理解する上でとても大切であったと感じています。
この交換留学を通して、語学力が向上しただけではなく、さまざまな文化が交錯する環境で自分の意見をもち続けること、そしてコミュニティを構築する力が身に付いたと感じています。また、さまざまな国からきた人々が住むドイツだからこその多様性を実際に経験できたことは、とても貴重なことだと思います。このような貴重な経験ができたのは、横浜市立大学のグローバル推進室の職員の皆さま、後援会の皆さま、そして周りの方々の手厚いサポートがあったからこそだと感じています。改めてこの場を借りて心から感謝を申し上げます。
ウクライナの友人宅での食事パーティー
フライブルクのクリスマスマーケットの様子※令和7年度の渡航はありません