活動報告

  参加報告  2023.9.22
 

横浜マラソン2023医療救護班として準備を固めています


2023年10月29日横浜を舞台に横浜マラソン2023が開催されます。

 
https://yokohamamarathon.jp

今回の参加予定者は約3万人が登録されており、みなとみらいを起点として普段は走れない高速道路上をランナーが走るという非常に珍しい魅力のある大会です。
 
横浜マラソンは横浜市の最大イベントの一つであり、従来から行政、消防、医療、警察、組織委員会が一体となって行っていて、これが 4年前のラクビーワールドカップ横浜大会 2020東京オリンピック横浜会場(野球、サッカー、ソフトボール)の医療救護委員会につながりました。
今回の横浜マラソン2023においても、その準備段階として、医療救護班でも定期的に会議を重ね、ランナーの皆さんの安全第一の大会にすべく安全面の検討を行っております。
 
現在、医療救護委員会には横浜市大の関連病院のみでなく、みなと日赤、けいゆう、横浜市医師会 昭和大藤が丘病院などから選出された委員で構成されています。
医療班メンバーとして当教室から、竹内教授、伊巻医師(副本部長)高橋医師(コース上救護責任者:来年度の副本部長就任予定)古谷医師(パシフィコ救護所責任者)そして来年度から本委員会入り候補者の小川医師、古郡医師も参加し、よりより体制整備について協議しています。
 
昨年も一昨年もコース上で参加者のCPA事案が発生していますが無事社会復帰しています。横浜マラソン2023も当日は多くの教室員も参画し、横浜のビッグイベントの充実した医療救護を実行します。
 
 
現在まで、オリンピック、ラクビーワールドカップ、そして 横浜マラソンやTICAD(アフリカ開発会議)など多くのマスギャザリングのイベントの医療救護を取り仕切ってきました。
 
これらは地震や風水害などのDisaseter時の対応にもつながることであり、救急医としても必須のスキルの一つです。
大規模なスポーツイベントは、多くの人々が集うイベント(マスギャザリング・イベント)として、多数の傷病者を発生するリスクを持っています。

当教室では、このようなマスギャザリングイベントにもスタッフを派遣し、会場で発生した傷病者への対応はもちろんのこと、多数傷病者発生時にいち早い対応を展開出来るよう対策をしております。
 

 
   
 
昨年の大会本部及び救護所の様子