活動報告

 活動報告  2023.6.18
 

第1回横日合同カンファレンスを開催しました。

当教室と日本医大救急医学教室の合同カンファレンスを行いました

2023年6月17日 TKP品川港南口会議室にて当教室と日本医大救急医学教室の合同カンファレンスを開催いたしました。
 
2020年の新型コロナウイルス感染症の蔓延以降、教室内でのカンファレンスや総会もWebで行われていた状況でありましたが、今回コロナウイルスの感染への配慮を十分に行い、徹底した換気の元、同会が開催されました。会には総数50名が参加しました。
 
今回は初回ということで、横浜市大・日本医大のお互いの教室のことを共有しようということで3部構成で行われました。

第一部は、一般演題3題となり、双方での臨床の疑問や治療戦略についてディスカッションを行いました。
横浜市大・谷口先生より、当教室のECMO連携の取り組み
横浜市大・本澤先生より、基礎研究でクリニカルクエスチョンを解く取り組み
日本医大・三宅先生より、敗血症性ショックのVA-ECMO適応に関するディスカッション

 
第2部では、それぞれの教室の沿線と現状での取り組みなどにつき両教室から報告を行いました。
横浜市大・大井先生、日本医大・萩原先生より、各医局の歴史や体制の報告
 

第3部では、日本医大横堀教授座長の元、横浜市大 竹内先生より、後進育成、伝承、医療制度改革をできるところが大学医局の強みについて講演を行いました。
  
このような他教室・他施設との交流は色々な意味で刺激であり、対面で開催することでさらなる交流の大切さを実感いたしました。

日本医科大学救急との連携が深まれば、その強みは“唯一無二”になると実感しました。
またクリニカルクエスチョンや教室運営にも共通した悩みがあることもわかり、互いに相談できる機会をいただけました。大盛会の元、合同カンファレンスは終了いたしました。

合同カンファレンス終了後、懇親会では両教室メンバーでキャリアプランや現状での悩みを含め色々な話ができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
 
今後もこのような多施設連携をどんどん推奨し、救急医学を神奈川県だけでなく、また、点だけではなく、線で結び、面で活躍するという当教室の理念に基づいた医療体制を構築できればと考えています。
 
今回は、日本医大横堀教授、萩原副医局長、日本医大教室員の皆様に心より御礼申し上げます。