FAQ

  1. 被ばくが心配なのですが?
  2. 出身大学による差別はありますか?
  3. 実際の勤務時間は?
  4. 休みはありますか?
  5. 当直はありますか?
  6. 学会活動は盛んですか?
  7. どんな人が放射線科医に向いていますか?
  8. 患者さんとの接点はありますか?
  9. 開業はできますか?

被ばくが心配なのですが?

当科の放射線科医師の職業被ばくは多くても年間約1mSv(ミリシーベルト)程度です。通常の業務の被ばく線量で健康に影響がでることはありません。

出身大学による差別はありますか?

そのようなことは当医局ではありません。現大学のスタッフも他大学出身者のほうが多いです。

実際の勤務時間は?

大学病院の定められた勤務時間は月曜〜金曜日の、朝8時45分〜夕方17時15分です。実際には19時くらいまで働く人が多いです。但し、所用がある場合は定時で帰宅してくださって結構です。

休みはありますか?

土日、祝日など病院が休みの時は基本的に休みです。このほかに、病院の規定の夏期休暇、有給休暇をとることができます。夏期休暇は、平日連続5日間(前後の土日と合わせ、連続9日間)取得できます。また、冬休みや春休みとして有給休暇の積極的な利用を奨励しています。

当直はありますか?

大学病院では平均して月に1〜2回(平日1回、土日1回)くらいあります。年末年始やゴールデンウィークの当直も若手ばかりに偏らないよう公平に割り当てています。内容は、診断部門では緊急のIVRや画像の読影、治療部門では放射線科外来、病棟の対応などです。

学会活動は盛んですか?

関東圏の研究会から日本医学放射線学会総会まで幅広く参加をしています。最近では、国際学会への参加が多く、新入局員もできるだけ同行してもらっています。演題発表の場合は、交通費の支給があります。

どんな人が放射線科医に向いていますか?

診断医:長い時間座っていられる人。画像を読むのが好きな人。以上からパソコンの画面の前に長時間座っていられる人が向いているかもしれません(モニターでの診断が多いので)。ただし手技が好きな人はIVRに向いているかもしれません。治療医:コミュニケーション能力があり、チーム医療に貢献できる人。放射線治療を通じて患者さんのQOL向上に意欲がある人。

患者さんとの接点はありますか?

治療医は外来・病棟を通じて患者さんの診療にあたり、他の診療科と同様です。診断医はIVRや検査の実施の際に患者さんと接します。主治医とはなりませんが、検査のスペシャリストとして患者さんに説明や助言をすることがあります。

開業はできますか?

医局OBで開業された先生も何人かいます。遠隔画像診断が一般化すれば放射線科の開業医も増えるかもしれません。