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日本眼炎症学会学術奨励賞を受賞

 2018年度の日本眼炎症学会学術奨励賞を竹内正樹医師が受賞し、第53回日本眼炎症学会総会において授賞式と記念講演が執り行われました。

 日本眼炎症学会学術奨励賞は、眼炎症に関する優れた内容の研究をおこなった若手研究者に与えられる賞です。

 竹内正樹医師らは、ベーチェット病の遺伝要因の解明を同定するために、アメリカ国立衛生研究所、トルコ イスタンブール大学、イラン テヘラン大学、 ポルトガル リスボン大学と国際的なベーチェット病のコンソーシアムを構築し、過去最大規模の遺伝子解析研究を行い、新規感受性遺伝子の同定と発症メカニズムの解明に至りました。これらの功績が認められ、今回の受賞に至りました。今後もこの国際共同研究を発展させることでベーチェット病をはじめとする眼炎症疾患分野の発展に寄与することが期待されています。

日本眼科学会学術奨励賞を受賞

(図)遺伝学的知見に基づくベーチェット病の病態
本研究により新たに同定された感受性遺伝子を赤字で示した。

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