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基礎研究

本学形成外科における基礎研究について

医師として基礎研究に何らかの形で関わることは、現代医学の根幹をなす基礎医学の考え方への理解を深めや専門領域の発展に非常に重要な要素と思われます。また、興味を持てるテーマを見つけ、一生をかけて探求していくことは、自身が生きた何らかの証を残すことにも繋がり、臨床医としての幅を拡げ、より豊かなものにすると考えています。

そのため、大学院進学も含めた基礎研究の実践を推奨すると伴に、各々の興味や状況に合わせた研究機会へのサポートを積極的に行っていきたいと考えています。基礎研究の遂行には地道な側面も存在しますが、継続的な実践で成果が表れると、その先でしか得られないものの素晴らしさや意義を実感することが出来ると思われます。そうしたプロセスにより、基礎研究的な視点を臨床にフィードバック出来る「リサーチマインドを持った臨床医」そして「Surgeon scientist」へと発展していくことが可能と考えています。

希望に応じ海外への留学も積極的に支援し、生涯にわたって研究を継続出来る「scientistとしての臨床医」の輩出を目標にしています。

形成外科は臨床応用に直結するトランスレーショナルリサーチを比較的実現しやすい分野と考えており、近年においては、培養軟骨やリンパ浮腫に関する基礎研究を本学形成外科では実践してきました。また、2022年10月に主任教授に就任した林礼人は、末梢神経再生の基礎研究をライフワークとして継続してきており、基礎研究の充実を図ることで、革新的な治療法並びに手術法の開発をもたらすことが出来ればと日々検討を行っています。

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