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第39回日本眼窩疾患シンポジウム@横浜

2025年10月25日にかながわ労働プラザにて、市民総合医療センター形成外科部長の小久保健一先生が第39回眼窩疾患シンポジウムを開催しました。

テーマは「好奇心の共有、学問への昇華」とされ、日常診療や手術の中で生じる素朴な疑問や小さな工夫を互いに共有し、それを学問へと高めていく——そんな場にしたいという思いを込めましたものでした。発表内容はいずれも臨床現場から生まれた気づきに満ちており、改めて眼窩疾患分野の奥深さと広がりを感じることができる学会で、例年を大幅に上まわる参加者に恵まれました。

特別講演では、横浜市立大学形成外科主任教授の林礼人先生が「顔面神経麻痺のトータルマネージメント」について講演を行い、静的・動的再建のみならず、角膜知覚再建にも及ぶ包括的な内容で、参加者一同大いに刺激を受けました。またランチョンセミナーでは、熊本の匂坂正信先生により、肝斑や下眼瞼バギーアイリッドに対するRFニードルを用いた最新の治療戦略をご紹介いただき、活発な討論が行われました。

・横浜市立大学形成外科主任教授の林礼人先生の特別講演

・匂坂正信先生の最新RF治療セミナー

横浜市立大学形成外科の先生方と

眼窩疾患シンポジウムの先生方と

懇親会は横浜桜木町のイタリアン「ラテンダロッサ」で行い、世代や所属を超えた交流の場として大いに盛り上がりました。本シンポジウムの特色である「距離の近さ」を改めて実感するひとときでした。

ご参加・ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

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