2025年11月29日 昨年度から会場を変更し、横浜情報文化センター 6 階 情文ホールにおきまして第31 回 横浜形成外科フォーラムを開催しました。
第一部では、例年通り近隣の先生方からご紹介頂いた症例の治療経過に加え、今年度は昭和大学形成外科主任教授の門松香一先生、並びに4月に聖マリアンナ医科大学形成外科主任教授に就任された松本洋先生にも御参加頂き、関連施設の先生方からのご発表も頂きました。
そうした先生方の御尽力もあり、現地参加者は昨年度よりも大幅に増え、活気溢れるフォーラムになりました。










第2部の教育講演では当教室主任教授の林礼人より「血管腫・血管奇形診療に対する我々の取り組み」と題し、当院での静脈奇形並びに動静脈奇形診療における最新の知見について発表がありました。



特別講演では 慶応義塾大学医学部形成外科学教室主任教授の貴志和生先生より「皮膚の完全再生と若返りの研究」との題名でご講演いただき、自身の歩んで来た道のりや基礎研究を行う意義やこれから目指すべきものについて力のこもった御講演を頂き、大変貴重な時間となりました。

講演後は情報交換会も行われ、終始和やかな雰囲気に包まれ、参加者同士が親睦を深め、充実した時間を過ごすことができました。






御共催頂きました 科研製薬株式会社、ノーベルファーマ株式会社、株式会社ベアーメディックの方々に深く御礼申し上げます。
「第31回横浜形成外科フォーラム」プログラム
共催:横浜形成外科フォーラム 科研製薬株式会社 ノーベルファーマ株式会社 株式会社ベアーメディック
14:30~14:45 製品紹介
科研製薬株式会社、ノー ベルファーマ株式会社、株式会社ベアーメディック
14:45~I4:50
開会の辞 横浜市立大学 形成外料 主任教授 林 礼人 先生
14:50~16:10
第I部:一般演題
座長:横浜市立大学附属市民総合医衆センター 形成外科 部長 小久保 健一 先生
- 再建を要した下眼瞼悪性腫瘍の二例
横浜市立大学附属病院 形成外科 大坪 翔 先生
- 当センターで経験 した悪性腫瘍を背景とした フルニエ壊疽の 2 例
横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター 栄福 和希 先生
- 四肢軟部組織大損に対し SCIP flapを用いて再建した3症例
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外料 井藤 美紅 先生
- 下肢色素性母斑に対する複合的保存治療 (ドライアイス圧抵・combined laser 治療) の経験
横浜市立大学附属病院 形成外科 山腰彩綺先生
- 巻き爪橋正治療における リネイルゲルの効果
湘南台青木形成外科クリニック 青木 文彦先生
- 第I 趾に生じた深在性粉瘤の一例
川崎市立多摩病院 形成外科 渡邉 真美 先生
- 治療に苦慮した上口唇有棘細胞癌の一例
昭和医科大学横浜市北部病院 形成外科 辰田 紗世 先生
- 手術が選択されなかった広範囲労災熱傷の治療経験
茅ヶ崎市立病院 形成外科 三上太郎 先生
- 皮膚壊死を来した巨大腹壁ヘルニアの一例
聖マリアンナ医科大学 形成外科 伊藤 慎太郎 先生
- 関東労災病院電子カルテシステム更新の経験
関束労災病院 形成外科 荻野 浩希 先生
16:10~16:30 休憩
YOKOHAMA PLASTTCAND RECONSTRUCTIVE SURGERYFORUM
16:30~18:00
第2部: 教育講演 ・ 特別講演
教育講演
座長 : 横浜市立大学 形成外科 助教 森 裕晃 先生
- 「 血管腫・血管奇形診療に対する我々の取り組み 」
演者: 橫浜市立大学 形成外科 主任教授 林 礼人 先生
特別講演
座長: 横浜市立大学 形成外科 主任教授 林 礼人 先生
- 「 皮膚の完全再生と若返りの研究 」
演者:慶應義塾大学医学部 形成外科学教室 主任教授 貴志 和生 先生

