後援会副会長(国際商学部長) 和田 淳一郎

横浜市立大学後援会の皆さまにおかれましては、日頃より本学の教育・研究・学生生活支援にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。
本年度も、国際教養学部301名、国際商学部269名、理学部131名、データサイエンス学部62名、医学部医学科93名、医学部看護学科107名の、合計963名の新入生を迎え新学期がスタートしました。大手私学の1学部程度の新入生ですが、47都道府県全てからお迎えすることができました。
特に44都道府県から新入生を迎え入れた国際商学部は、1都3県以外からの新入生が65.06%、1都6県以外からの新入生が59.85%に達し、東京大学の合格者が約40%、一橋大学の入学者が約30%、慶應義塾大学の合格者が約22%、早稲田大学の合格者が約20%とされる*のと比べ、圧倒的な全国型大学となっています。実は、大学が所在する横浜市金沢区は、最新データで平均年齢50.06歳、横浜市18区の中でも2番目に平均年齢が高い高齢化の進んだ区なのですが、人口ピラミッドで見ると20歳のところが膨らむユニークな現象を引き起こしており、全国から集まる若人に感謝しているところです。**
横浜市はその市歌に刻まれているように「むかし思えばとま屋の煙 ちらりほらりと立てりしところ」だったわけですが、人や物が集まり出て行く港として発展してまいりました。明治15年設立の横浜商法学校の校長である美澤進の訓示「人と進んで交わり共に資質を高めよ」は、OB会である進交会にも名を留めているわけですが、学生の皆さんが学内で切磋琢磨し、更には海外へ、そして社会へ飛び出すのにお力添えをいただきたく、よろしくお願いいたします。
参考資料:外部ウェブサイトへ移動します(共に2025年4月25日確認)
* 朝日新聞Thinkキャンパス
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-111153/
** 横浜市