石井 寛裕先生の論文が掲載されました．
超音波内視鏡下胆道ドレナージ術（EUS-BD）を施行する際のサルベージテクニックです.この論文は十二指腸から右後区域枝（B6)を穿刺するEUS-HDSを施行した際にプラスチックステントが狭窄を突破できず,抜去も困難だった症例です.プラスチックステントのフラップが十二指腸壁にひっかかり抜去困難であったためステント内に細径バルーンカテーテルを留置し抜去しました.EUS-BDでは胆管の再穿刺が困難なケースもあります.その際にはこのテクニックが有用になると思い投稿しました.
実際の症例時には金子卓先生のさまざまなアドバイスとてもありがとうございました.また論文投稿に際し多くの先生の助けをいただきました,まことにありがとうございます.
南部病院では多くのスタッフに支えられ日々診療をさせていただいています.いつもみんなありがとう！（石井）