尾関 雄一郎先生の論文が掲載されました.
2020.8.14
尾関 雄一郎先生(センター病院・大学院)の論文が掲載されました.
胃癌の組織型は主に分化型と未分化型とに分けられ,後者の生物学的悪性度が高いと考えられています.しかし,ESD症例に限るとその両者の成分を有する混在型の治療成績が最も不良です.これには生物学的悪性度に加えて,治療前診断の難しさが寄与していると考えられます.本論文では当院の豊富なデータを活用して混在型の内視鏡治療成績が不良であることと,その理由について検討しました.いつも丁寧で迅速なご指導を頂戴しました平澤欣吾先生,前田愼教授に深く感謝申し上げます.(尾関)