教室関連

研究内容 ~北ケニア・牧畜民族、トゥルカナ族の視力調査~

伊藤 典彦、数馬 史香、目黒 明、森 一美、冨山 隆一、水木 信久(横浜市大)

目的

優れた裸眼視力を保有すると言われているサバンナに住む牧畜民族の視力を調査する。

対象と方法

北ケニア、トゥルカナ湖周辺に暮らすトゥルカナ族の、女性10名20眼(平均年齢14歳)、男性10名20眼(平均年齢22歳)を対象とした。屈折度数はレチノマックス(キャノン)を用いて測定した。裸眼視力は5m用のランドルト環を視標とし、2.0以上の視力は被検者から視標までの距離を延長し測定した。裸眼視力の良かった被検者にはウェーブフロントアナライザー(トプコン)で収差解析を行った。

結果

平均屈折度数は女性0.57±0.63、男性0.05±1.34であった。平均裸眼視力は女性2.4、男性2.6であった。裸眼視力4.0が男性1名1眼で検出された。裸眼視力3.0以上は女性2名3眼、男性6名7眼で検出された。裸眼視力4.0の1眼では、3次以上の高次収差は検出されなかった。

考察

遠見視力が生活上必要とされる牧畜民族は優れた裸眼視力を保有していることが明らかになった。

調査風景

  • トゥルカナ族調査風景1
  • トゥルカナ族調査風景2
  • トゥルカナ族調査風景3
  • トゥルカナ族調査風景4
  • トゥルカナ族調査風景5
  • トゥルカナ族調査風景6
  • トゥルカナ族調査風景7
  • トゥルカナ族調査風景8
  • トゥルカナ族調査風景9
  • トゥルカナ族調査風景10

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