センター病院が救命救急センター全国第3位の評価!!

 


 
 平成 11年度から救命救急センター全体のレベルアップを図ることを目的として厚生労働省は毎年。充実段階評価を実施しています。平成 30年より新しい評価基準と充実段階が設定され、これまでの A, B, C3段階評価からS, A, B, Cの 4区分での評価となりました。
 本評価において当教室の救急科専門医プログラムの基幹病院である横浜市立大学附属市民総合医療センター高度救命救急センターが Sランクの評価( 100点満点中 98点を獲得し、全国 3位)を頂きました。診療の体制面において国内トップクラスの施設であることが示されてたと思います。医師だけでなく、救急医療に関わるすべての職種が日々の業務に真剣に取り組んでいる結果だと思います。この場を借りて、関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
 この結果に甘んじることなく、診療体制の更なる充実に取り組んで参ります。また当教室では診療の体制面の充実だけにとどまらず、診療の質向上とそのための教育システムの整備にも取り組んでおります。
 
 今回の評価結果の詳細に関しては、厚生労働省のホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188907_00001.html
 
 

救命救急センター充実度段階評価について。

救急医療体制基本問題検討会報告書における「既存の救命救急センターを再評価し、その機能を強化する」との提言等を踏まえ、平成11年度から救命救急センター全体のレベルアッップを測ることを目的として実施されております。平成30年度からは、地域の関係機関との連携の観点からの評価項目が追加となり、また新たにS評価が追加され4段階評価となりました。
 
 


4つの機能と評価項目

1.重篤患者の診療機能(評価項目数:30)
 救命救急センターの専従医師数、救急科専門医数、年間に受け入れた重篤患者、地域貢献
 消防機関からの搬送受け入れ要請への対応状況、手術室の体制、精神科医による診療体制
 
2.地域の救急搬送・救急医療体制への支援機能(評価項目数:6)
 地域の救急搬送、関係機関との連携、メディカルコントロール体制への関与
 
3.救急医療の教育機能(評価項目数:4)
 救命救急士の病院実習受け入れ状況、臨床研修医の受け入れ状況
 
4.災害対策(評価項目数:2)
 災害に対する教育、災害に対する計画の策定