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Pharmaceutical Department, Yokohama City University Medical Center

TEL. 045-261-5656 [病院代表]

〒232-0024 神奈川県横浜市南区浦舟町4-57

薬剤部紹介

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■薬剤部理念

 私たちは、薬の専門家として患者さんが安心して治療を受けられる環境を創ります。

 基 本 方 針
 一、医療の担い手として、思いやりをもって患者中心の業務を行います
 一、医療者間の連携を密にし、良質で安全な薬物療法を実現します
 一、地域の薬局と連携し、地域医療の充実に貢献します
 一、知識・技術・探究心を兼ね備えた、温かみのある薬剤師を育成します
 一、職員一人ひとりの個性を大切にし、活気ある職場を創ります

■薬剤部業務目標

  • 臨床業務の拡充
  • 医薬品安全使用のための体制整備
  • 良質な医療提供のための体制強化
  • 医療安全文化の醸成
  • 医療連携の充実・強化
  • 教育、研修、学会発表等、学術活動の強化

■概要

  • 人員(2023.10現在) 薬剤師:55名(レジデント8名含む) 事務員:4名

■専門・認定薬剤師等の取得状況[令和5年7月現在]

  • 日本医療薬学会         がん専門薬剤師 1名
  • 日本病院薬剤師会        がん薬物療法認定薬剤師 3名
                    感染制御認定薬剤師 1名
                    妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師 1名
                    病院薬学認定薬剤師 24名
  • 日本薬剤師研修センター     小児薬物療法認定薬剤師 1名 
                    研修認定薬剤師 15名                
  • 薬学教育協議会         認定実務実習指導薬剤師 4名
  • 日本褥瘡学会          日本褥瘡学会認定師(薬剤師) 1名
  • 日本老年薬学会         老年薬学認定薬剤師 1名
  • 日本臨床薬理学会        認定CRC 1名
  • 日本臨床腫瘍薬学会       外来がん治療専門薬剤師 2名
                    外来がん治療認定薬剤師 6名
  • 日本臨床救急医学会       救急認定薬剤師 3名
  • 日本麻酔科学会         周術期管理チーム薬剤師 3名
  • 日本糖尿病療養指導士認定機構  日本糖尿病療養指導士 3名
  • 日本静脈経腸栄養学会      NST専門療法士(薬剤師)3名 
  • 日本腎臓病薬物療法学会     腎臓病薬物療法認定薬剤師 1名
  • 日本腎臓病協会         腎臓病療養指導士 2名
  • 日本循環器学会         心不全療養指導士 1名
  • 日本災害医療薬剤師学会     災害医療支援薬剤師 1名
  • 日本高血圧学会         循環器病予防療養指導士 4名
  • 日本緩和医療薬学会       緩和薬物療法認定薬剤師 2名
                    緩和医療暫定指導薬剤師 2名
  • 日本化学療法学会        抗菌化学療法認定薬剤師 1名
  • 日本医療情報学会        医療情報技師 1名
  • 日本災害医学会         認定災害医療上級ロジスティクス専門家 1名
                    災害医療認定薬剤師 1名
                    災害薬事研修(PhDLS)インストラクター 1名
                    災害薬事研修(PhDLS)世話人 1名
  • その他             日本DMATインストラクター 1名
                    日本DMAT隊員 1名               

■研修施設

  • 日本医療薬学会    がん専門薬剤師研修施設(連携施設)
  • 日本病院薬剤師会   がん薬物療法認定薬剤師暫定研修施設
  • 日本臨床腫瘍薬学会  がん診療病院連携研修病院

■薬剤部紹介

 業務紹介ページはこちら  各部署の業務を紹介しています
 先輩薬剤師の1日  1日のスケジュールを紹介しています

■薬剤部の歴史


 この資料は、横浜市立大学医学部の同窓会「倶進会」が所蔵しているもので、内容は当時の薬局から患者さまに向けての説明文書です。会計からお薬受取までの流れ、薬の保管方法や服用上の注意などが説明されています。一つひとつ読んでいくと、当時の生活様式、時代を感じることができ、歴史的にも貴重な資料といえます。
 この資料はいつ頃の時代のものなのでしょうか?残念ながら、直接の日付は記載されていません。また、現在の薬剤部にも記録は残っていませんでした。当院の歴史をひも解くと、病院名の変遷だけでも次の表のようになります。

  • 1871(明治04)年04月   横浜元弁天に「仮病院」を設立。近隣の失火により類焼し09月に閉院
  • 1872(明治05)年07月  太田町に代替施設を開き「横浜病院」と称す
  • 1872(明治05)年10月  太田町の横浜病院を野毛老松町の新施設に移し「横浜共立病院」と改称
  • 1874(明治07)年02月  横浜共立病院を県立とし「十全医院」と改称
  • 1891(明治24)年04月  神奈川県から横浜市に移管し「横浜市十全医院」と改称
  • 1944(昭和19)年04月  「横浜市立医学専門学校付属十全医院」と改称
  • 1949(昭和24)年04月  「横浜医科大学病院」と改称
  • 1952(昭和27)年04月  「横浜市立大学病院」と改称
  • 1954(昭和29)年04月  「横浜市立大学医学部病院」と改称
  • 1991(平成03)年07月  「横浜市立大学医学部附属浦舟病院」と改称
  • 2000(平成12)年01月  新病院「横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター」オープン
  • 2005(平成17)年04月  「横浜市立大学附属市民総合医療センター」と改称

「お藥の御注意」に記載されている病院名は「横濱市十全醫院」となっていますから、明治24年04月以降で昭和19年03月までの間ということがわかっています。

 もうひとつヒントになる記載があるとすれば電話番号でしょう。「3-0018」と書いてあるように見えます。当時は、市外・市内局番という概念があったのでしょうか?財団法人横浜観光コンベンション・ビューローのサイトによれば、「日本で初めて電話交換が始まったのは、東京・横浜間で1890(明治23)年12月16日とのこと。開始時の開通者は、東京155名、横浜42名で、横浜の交換手は男性4名だった。」そうです。電話番号から時代を特定するのは難しそうです。しかし、日本初の電話が開通した翌春には「十全醫院」は県から横浜市に移管され、今日まで公的な病院としてその役割を担ってきたことがわかります。


 資料の中身に話を戻しますと、その内容のほとんどは現代でも通用するもので、先達たちの提供していたサービスの質の高さを垣間見ることができます。当時は、散剤・水剤が中心で、薬の取り扱いは現代のように簡便ではありませんでした。調剤の機械化が進むのもずっと後のことです。現在とはまったく異なる環境の中で、医薬品の適正使用のため努力されていた様子が伺えます。今回、この資料に触れたことで、先輩たちの仕事ぶりに想いを巡らせる機会を得ました。明治以来当院が果たしてきた役割や伝統、先輩たちの努力の様子を誇りに、これからも当院の理念実現のため、一層努力していこうと考えております。




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関連サイト

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市民総合医療センター 薬剤部

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