In vitro精子形成に関する新しい成果が2つ発表されました。最新のScientific Reportsに掲載されました。一つは、ポスドクの松村くんが担当したラットでのin vitro精子形成の完成版です。ついに、ラットでもin vitroで作成された精子細胞で産仔を得ることができました。この仕事の論文化には随分苦労しました。嬉しさ、ひとしおです。
もう一つの論文は、大学院生の橋本さんが手がけたもので、精巣組織を閉鎖空間で培養し、その天井の高さを調整することで精子形成の効率が向上できるという内容です。橋本さんの努力の結晶です。