このプログラムでは、医学研究科(医科学専攻、看護学専攻)、国際マネジメント研究科の提示された科目の中から1科目以上(令和4年度から2科目)を履修することが必要となります。
選択科目の概要
臨床統計学
臨床試験でプロトコールを作成する上で必要な統計的手法を学ぶ。臨床研究で実際に用いられている統計手法(検定方法や回帰モデル)を習得する。解析ソフトを用いて講義で得た知識を実際のデータ解析に活用するための実習を行う。
医学教育学
人材育成のための能動的教育手法の実践と専門職連携の観念と教育手法の習得を目的として、イントロダクションの講義後、履修者と共にディスカッションを行う。
看護管理学
看護管理の理論と方法を概観し保健・医療・福祉システムの変化における看護管理上の課題を明確にし、看護管理者、CNSとして効果的に組織をマネジメントするために必要な知識を学習する。
看護政策学
看護の質向上に向けて求められる看護政策、制度の理念、機能、意義ならびにその展開に必要な知識と技法について今日の社会的背景も踏まえて学ぶ。
調査方法論
公的統計調査等について適切な調査の企画・統計ができるようになるため、調査票の作成方法や調査実施方法、標本抽出の方法や母集団推定の方法など、文理をまたいだ様々な技法について概要を網羅的に学ぶ。
公会計研究
公会計研究では、行政や病院、大学等における会計問題を対象とした研究を包括的にレビューし海外トップジャーナルにおける公会計研究の課題と展望を理解する。
医療イノベーション経営
医療イノベーション経営では、医療組織の経営戦略や経営資源の開発、マーケティング、医療の質の確保などについて学ぶ。受講生が履修しやすいよう、夏季土日等の休日に集中講義として実施する。
ビジネスマネジメント
投資評価、原価計算、経営情報論、人的資源管理、組織変革論、マーケティング、経営戦略論など経営学の基礎を学ぶ。
ソーシャルイノベーション
組織を取り巻く社会的な課題について理解を深め、行動経済学やソーシャルマーケティング等の知見を活用しながら、組織や社会全体にイノベーションをもたらす課題解決型人材の育成を目指す講義。
医療経営分析論
外部環境の補正による病床の将来推計と病院内外データ解析を通じてエビデンスに基づく医療経営管理の理解を深めることを目指す講義。