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上出浩之大学院生(市大センター病院放射線科)の学位論文がInternational Journal of Cardiovascular Imagingに掲載されました。(指導医:当科助教 加藤真吾)

Impairment of right ventricular strain evaluated by cardiovascular magnetic resonance feature tracking in patients with interstitial lung disease

Kamide H, Kato S, Hayakawa K, Fukui K, Kitamura H, Ogura T, Iwasawa T, Kimura K, Tamura K, Utsunomiya D.

Int J Cardiovasc Imaging. 2020 Oct 28. doi: 10.1007/s10554-020-02079-x. Online ahead of print.

  

間質性肺炎は進行性の肺線維化を来す予後不良の疾患ですが、心臓合併症も多いことが知られています。この研究では、心臓MRIを用いて、間質性肺炎で特に障害が顕著である右心室の機能をストレインという指標を用いて評価しました。

重症の間質性肺炎の患者では、右心室のストレインが高度に低下しており、心臓MRIは突然死などを起こしやすいハイリスクの患者の検出に有用であることがわかりました。

  

当科では、大学院生は複数の研究テーマから興味ある研究を選択でき、それぞれの分野のスペシャリストが丁寧に指導し、在学期間内の学位取得を可能とする指導体制が整っています。

  

大学院生の上出先生、学位論文の受理おめでとうございます!!

  

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33113068/

2021.01.08