学会参加報告：第61回日本医学放射線学会秋季臨床大会

2025年10月17日（金）〜19日（日）、名古屋・ウインクあいち（愛知県産業労働センター）で第61回日本医学放射線学会秋季臨床大会が開催されました。

今回から日本心臓血管放射線研究会（心放研）が秋季大会と合同開催となり、心臓CTや心臓MRIの最先端研究、臨床応用、症例検討が活発に行われました。診断放射線科医と循環器内科医が同じセッションで議論する機会も増え、画像診断と臨床の融合を感じる充実した学会となりました。来年以降も合同開催は続きますので、秋季大会に参加される先生は是非心放研も覗いてみてください。

最終日には、診療・ガイドライン委員会企画「JRS画像診断ガイドライン2026年版に向けた最新動向」シンポジウムが行われ、「循環器画像診断ガイドラインにおけるSystematic Reviewとメタ解析の実践」について講演しました。
ガイドライン改訂に向けたエビデンス統合の最新動向が紹介され、今後の放射線診断領域における研究の方向性を考える上で有意義な内容となりました。　（加藤真吾）