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青木亮Drらが執筆したREBOA(resuscitative endovascular balloon occlusion of the aorta)実施中のCT所見をまとめた論文がJapanese Journal of Radiologyに掲載されました。

Aoki R, Kobayashi Y, Nawata S, Kamide H, Yamamoto T, Furugori S, Sekikawa Z, Utsunomiya D. Computed tomography imaging of resuscitative endovascular balloon occlusion of the aorta (REBOA): pearls and pitfalls. Jpn J Radiol. 2021 Jul 3. doi: 10.1007/s11604-021-01166-w. Epub ahead of print.

横浜市立大学附属市民総合医療センターで経験したREBOA(resuscitative endovascular balloon occlusion of the aorta) が行われている患者のCT所見をまとめた論文です。
REBOAとは横隔膜下の致死的出血に対して大動脈内にバルーンカテーテルを留置し、出血を制御する手技です。
近年、救急診療において比較的非侵襲的に出血を制御できる手段として用いられることが増えてきました。
センター病院では重症外傷症例が特に多く、REBOA実施下でCTを撮像される症例が豊富なため、今までほとんど報告がなされていなかったREBOA実施下でのCT所見把握のための要点やピットフォールを報告することができました。
また、日本医学放射線学会よりオープンアクセス費用補助を受けることができましたので、オープンアクセスでのpublishとなっています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34216346/

2021.07.05