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横浜市立大学附属市民総合医療センター病院所属の上出浩之医師、横須賀共済病院所属の青木 亮医師がInterventional Radiology(IVR)専門医を取得しました。

 放射線診断科では放射線専門医、放射線診断専門医取得後、サブスペシャリティー(専門領域)としてIVRを選ぶ医師もいます。 

 IVRとは、さまざまな医療場面で活躍の場を広げている治療法で、正確には「Interventional Radiology=インターベンショナルラジオロジー」、日本語では「画像下治療」と訳しています。X線やCT、超音波などの画像診断装置で体の中を透かして見ながら、細い医療器具(カテーテルや針)を入れて、標的となる病気の治療を行っていきます。IVRは、外科手術のように体を切らずに、体の奥にある臓器や血管の治療ができる方法です。そのため、患者さんの体への負担が圧倒的に少ないという特徴を持っています。 

 日本IVR学会では専門医制度を整備し,IVRの発展と普及に貢献する専門医の認定を行っております。専門医受験にはIVR専門医修練施設での2年以上の経験が必須です。横浜市立大学附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター病院の他、関連病院に複数の修練施設があり、読影業務と同時にIVR専門医取得に向けた研修を行うことが可能です。当医局では、画像診断とともにIVRも大きな柱の一つとなっています。オンライン説明会や見学等、随時行っておりますので、放射線診断、そしてIVRに興味がある方は是非一度ご連絡ください。

2021.11.24