CT-like MRI(Bone image MRI、CT like image・・・様々な名称があります)を用いることで、骨だけでなく腱を詳細に評価できるようになりました。腱の描出能はCTを超えており、CT-like MRIを用いることで評価ができる領域があります。当院で2年程取り組んでおり、今回はその取組を掲載することとなりました。堀江の他に、放射線部技師の加藤大河、メディカルスキャニング金沢八景の岡部哲彦院長、宇都宮大輔教授による共著となっています。
CT撮影に伴う被曝低減を目指し、MRIで骨を評価すること・CT-like MRIをどう使っていくかが特集のコンセプトになっています。一冊まるごとCT-like MRIを特集しており、全身の多数の疾患が紹介されておりとても読み応えがあります。
MRIで難しいのは機種が異なると撮り方や絵作りが変わってしまうところであり、施設により画像がやや(?)異なることを通読していくと見えてくるのではないかと思います。
臨床スポーツ医学 2024年8月号(41巻8号)
スポーツ医学における画像診断 小児の被曝低減を目指す取り組み
https://www.bunkodo.co.jp/magazine/J0CYR9DOPT.html
2024.08.14