研究に協力された皆様へ

横浜市大付属病院・横浜市大附属市民医療センター・神奈川県立循環器呼吸器病センターで肺腫瘍の切除術を受けられ研究参加に同意いただいた患者様へ。
 
【研究課題】 「肺癌の発生進展および罹患感受性の分子基盤の解明」
 この研究では、患者様とそのご家族(血縁者)の遺伝子の特徴を調べ、肺癌に罹り易い体質があるかどうかを明らかにすること目的としています。将来的には、肺癌の予防、早期診断、新しい治療法の開発につながることが期待されます。2018年3月31日までに肺腫瘍切除術を受けた患者様の病変および血液を研究材料として利用させて頂きます。
 
【研究期間】 2007年10月1日から2023年9月30日を予定しています。
 
【研究参加による利益・不利益】
利益・・・・患者様個人には特に利益と考えられるようなことはございませんが、この研
      究の成果によっては、肺癌の診断ならびに治療法の選択にあたり有益な情報
      となることが期待できます。
不利益・・・本研究は、当院で保存されている切除検体、血液ならびにカルテからのデ
       ータを収集して行いますので、不利益となるようなことは特にありません。
 
【研究終了後の試料およびデータの取り扱いについて】
 この研究に使われる検体ならびにデータが医学の発展に伴って、他の病気の診断や治療に新たな重要な情報をもたらす可能性があります。このため、検体やデータを研究終了後も保管させていただき、新たな研究に役立てたいと考えております。全ての患者様の情報を匿名化して厳重に管理されます。新たな研究を実施する際には、その研究について、医学倫理委員会で再度、審査を受けることとなっております。
 
【研究成果の公表について】
 研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが、その場合も、患者様の個人情報の秘密は厳重に守られますので、第三者に患者様の個人情報が明らかになることはありません。
 
【研究への試料およびデータ使用の取り止めについて]
 いつでも可能です。検体およびデータを本研究に用いられたくない場合には、下記[問い合わせ窓口]までご連絡ください。取り止めの希望を受けた場合、それ以降、患者様の検体およびデータを本研究に用いることはありません。しかしながら、同意を取り消した時、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合のように、結果を廃棄できない場合もあります。
 
【問い合わせ窓口]
 この研究についてのご質問だけでなく、ご自身の検体およびデータが本研究に用いられているかどうかをお知りになりたい場合や、あるいは、これらの使用を望まれない場合など、この研究課題に関することは、どうぞ下記の窓口までお問い合わせ下さい。
 
                             横浜市立大学医学研究科病態病学講座 
                             准教授・奥寺康司
                             連絡先:045-787-2583  kojixok@yokohama-cu.ac.jp

 

横浜市大付属病院・横浜市大附属市民医療センター・横浜南共済病院で大腸腫瘍の切除術を受けられ研究参加に同意いただいた患者様へ。
 
【研究課題】「消化管がんの発生・進展の分子基盤に関する研究」
 この研究では、手術により切除されたがんの細胞を使ってあなたの罹患している病気を起こし悪化させる原因の遺伝子の異常を見つけること目的としています。将来的には、消化管癌の予防、早期診断、新しい治療法の開発につながることが期待されます。2017年9月30日までに大腸腫瘍を切除された患者様の病変(腫瘍)および血液を研究材料として利用させて頂きます。
 この研究についてご質問等ございましたら、最後に記載しております[問い合わせ窓口]までご連絡ください。
 
【研究期間】2012年10月1日から2023年9月30日を予定しています。
 
【研究参加による利益・不利益】
利益・・・・患者様個人には特に利益と考えられるようなことはございませんが、この研究の成果によっては、大腸癌の診断ならびに治療法の選択にあたり有益な情報となることが期待できます。
不利益・・・本研究は、当院で保存されている切除検体、血液ならびにカルテからのデータを収集して行いますので、不利益となるようなことは特にありません。
 
【研究終了後の試料およびデータの取り扱いについて】
この研究に使われる検体ならびにデータが医学の発展に伴って、他の病気の診断や治療に新たな重要な情報をもたらす可能性があります。このため、検体やデータを研究終了後も保管させていただき、新たな研究に役立てたいと考えております。全ての患者様の情報を匿名化して厳重に管理されます。新たな研究を実施する際には、その研究について、医学倫理委員会で再度、審査を受けることとなっております。
 
【研究成果の公表について】
研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが、その場合も、患者様の個人情報の秘密は厳重に守られますので、第三者に患者様の個人情報が明らかになることはありません。
 
【研究への試料およびデータ使用の取り止めについて]
いつでも可能です。検体およびデータを本研究に用いられたくない場合には、下記[問い合わせ窓口]までご連絡ください。取り止めの希望を受けた場合、それ以降、患者様の検体およびデータを本研究に用いることはありません。しかしながら、同意を取り消した時、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合のように、結果を廃棄できない場合もあります。
 
【問い合わせ窓口]
 この研究についてのご質問だけでなく、ご自身の検体およびデータが本研究に用いられているかどうかをお知りになりたい場合や、あるいは、これらの使用を望まれない場合など、この研究課題に関することは、どうぞ下記の窓口までお問い合わせ下さい。
 
                                  横浜市立大学医学研究科病態病学講座 
                                  准教授 奥寺康司/客員講師・立石陽子
                                  連絡先:045-787-2583