『第7回・第8回末梢神経ブロックハンズオンセミナーYOKOHAMA』を開催しました
2018年2月17日に第7回,第8回末梢神経ブロックハンズオンセミナー‐YOKOHAMA‐を開催しました.
近年の超音波ガイド下神経ブロックの急速な普及を受け,外部からの講師を招聘し,毎年区域麻酔学会認定セミナーとして開催してきました.
今回は昭和大学麻酔科講師兼医局長の上嶋浩順先生をお招きして,講義&ハンズオン形式の「アドバンスコース」として行いました.上嶋先生には,近年臨床報告が急増している腰方形筋ブロック(QLB),脊柱起立筋膜面ブロック(ESPB)を担当していただき,さらにランチョンセミナーでは最近のPECSブロックについての講演もお願いしました.今回は実臨床により近づけるため,高齢者モデルでのハンズオンとしましたが,臨床で遭遇するような“手強い”スキャンもありました.さらに神経ブロックの発展形として,今回新たに超音波を用いた末梢血管穿刺についてのセッションを設け,ライン確保における重要なツールとしての超音波の使用を新型のファントムを用いてトレーニングしました.受講した医局員が各施設に持ち帰り,臨床に役立てていきたいと思います.
上嶋先生はじめ下記インストラクターの先生方,ありがとうございました.
インストラクター 横浜南共済病院麻酔科 末竹 荘八郎.
招聘インストラクター 昭和大学麻酔科 上嶋浩順先生
医局内インストラクター 藤沢市民病院 近藤竜也先生,横浜南共済 渡邊 至先生.