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『ABCD sonography FATE & LUNG セミナー』 開催しました

2018年6月16、17日の両日、第25回Basic-FATEと第42回Basic-LUNGコースを開催しました。本年1月に続き、今年2回目の医局主催ABCDセミナーとなりました。

幸運にもABCDメンバーの先生方が首都圏にいらっしゃるタイミングでの開催となり、全国から高名なインストラクター、アシスタントの先生方に参加して頂くことができました。

参加して頂きました先生方、有難うございました。

 

学外から参加頂いたインストラクター・アシスタントの先生方

東京慈恵会医科大学麻酔科 鈴木昭広先生

東京女子医科大学東医療センター麻酔科 小高光晴先生

島根大学麻酔科 二階哲朗先生

九州大学病院麻酔科蘇生科 秋吉 浩三郎先生

NTT関東病院麻酔科 武藤昌幸先生

東京慈恵会医科大学集中治療部 藤岡頌子先生

 

 

『ABCD sonography』受講雑感

 

2018年6月16、17日の両日、横浜市立大学にて開催された、ABCD sonography『第25回Basic-FATEコース』と『第42回Basic-LUNGコース』に参加しました。

このハンズオンセミナーでは、気道(Airway)、呼吸や肺(Breathing)、循環(Circulation)、中枢神経異常や深部静脈血栓(Dysfunction of central nerve system and Deep vein thrombosis)の異常を超音波により迅速に診断を行う、ポイントオブケア(POCUS)を学ぶことを目的としています。

事前のe-learning受講により、心エコー、肺エコーに対する基本的知識を学習しているため、セミナー当日はハンズオン中心のワークショップとなり、模擬患者さんを相手としてエコーでの描出をじっくりと行い、実際のエコーテクニックについて集中して学習できました。

アシスタント、インストラクターの先生方には初歩的なことから丁寧にご指導していただき、質問にも適宜答えていただきました。それぞれ1日のセミナーですが、エコーの上達が実感出来ました。コースの最後にはケースシナリオを用いて、エコーで診断を考えるセッションがあり、臨床治療にすぐ活かせることができると思いました。

今回のセミナーを開催していただいた渡邊至先生をはじめ医局員の先生方、また医局外の先生方にもご指導いただきました。本当にありがとうございました。

横浜南共済病院麻酔科 小林憲弥