「横浜市立大学の歴史を知る講演会」の開催について

横浜市立大学の歴史を知る講演会

創立100周年に向けて横浜市立大学の歴史や成り立ち、先人たちの想いを知り、次の100年にバトンをつないでいくために、本学の歴史に関する様々なテーマで開催しています。講演開催案内や過去の講演アーカイブをこのサイトで公開していきますので、ぜひご覧ください。

講演開催案内

歴史を知る講演会(第5回)「横浜市における看護教育の歴史と未来」を開催します!

多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。
後日、講演アーカイブを掲載しますので、ご参加いただけなかった方はそちらをご視聴ください。

開催日時:令和6年1月29日(月)16時10分~17時10分

開催場所:福浦キャンパス ヘボンホール およびオンライン(Zoom)
※参加申込者へメールで URL をお送りします

テーマ:「横浜市における看護教育の歴史と未来」
1898(明治31)年に設置された横浜市立十全看護婦養成所を起源とし、幾度かの再編を経て2005(平成17)年に現在の形となった横浜市立大学医学部看護学科に関する歴史と未来についての内容をご講演頂きます。

講演者:渡部節子名誉教授
赤瀬智子教授(看護学科長)
渡部節子名誉教授プロフィール
横浜市立市民病院看護師、横浜市立大学医学部附属高等看護学校専任教員、横浜市立大学短期大学部助教授、横浜市立大学医学部看護学科・医学研究科教授を歴任し、2022年3月退官。現在は、日本感染看護学会理事長、日本看護系大学協議会専門看護師教育課程・感染看護専門部会委員長を務めながら湘南医療大学教授として研究・教育に尽力。

赤瀬智子教授プロフィール
看護師・薬剤師・薬学博士。専門は看護生命科学、周麻酔期看護学。昭和薬科大学助教、東京大学大学院医学研究科助教、東海大学大学院健康科学研究科准教授を経て、2012年に本学大学院医学研究科教授として着任。2020年に医学研究科看護学専攻長となり、2023年から医学部看護学科長を務める。

参加方法:事前登録制 ※締め切りました
下記リンク(Forms)から参加登録してください。 お申込みいただいた方には、開催前日の午前中にメールで参加用のURLをお送りします。

参考:「歴史を知る講演会(第5回)」 リーフレットはこちら 



過去の講演アーカイブ

第4回(令和5年度開催)

テーマ:「理学系の歩みと今後の展望」
1952年(昭和27年)に文理学部が発足して以来、幾度かの合理化と再編を繰り返し横浜市とともに歩んできた理学系。重田諭吉名誉教授から、当時の写真や資料を交えて当時の状況を詳しくお話しいただきました。後半では、理学系の現在そしてこれからの展望について横山崇理学部長からご講演いただきました。

講演者:重田諭吉名誉教授(元副学長)
重田諭吉名誉教授プロフィール
本学文理学部卒業生。理学博士。専門は表面科学、薄膜・表面物性。
大学院国際総合科学研究科長、生命ナノシステム科学研究科長、副学長、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構客員研究員ほかを歴任。
本学の教員として40年以上在籍。現在も客員教授・非常勤講師として研究・教育に尽力。

横山崇教授(理学部長)
横山崇教授プロフィール
理学博士。専門は表面科学、ナノ構造科学。
松下技研(株)新素材研究所、科学技術振興事業団ERATOプロジェクト、科学技術庁金属材料技術研究所などの研究員を経て、本学の総合理学研究科助教授として着任。
2010年に生命ナノシステム科学研究科教授となり、2021年から理学部長を務める。

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第3回(令和4年度開催)

テーマ:「史跡称名寺保存と市大学生運動」
1967年に称名寺を囲む山稜を削平する宅造工事の開始を受け、本学の日本史研究室の教員が問題提起したことから学生達が史跡の保全活動を開始。 1968年の横浜市による史跡保全決定により、国・県・市の三者による山稜買い上げに至る経過と、本学の学生・教員・地域の婦人会の果たした役割など、当時の資料や写真を用いてお話しいただきました。

講演者:天下井恵(あまがい さとし)氏
天下井恵氏プロフィール
本学卒業生(文理学部)で在学中に今回のテーマで取り上げた「称名寺を守る会」の中心メンバーとして活動。
卒業後、千葉県船橋市公立の小・中学校(社会科教師)でご勤務や千葉県白井市の文化財審議委員会長、千葉県白井市議会議員を歴任。
また、千葉県船橋市の地域史・郷土史や千葉県柏市史、千葉県鎌ケ谷市史の自治体史編纂などに携わる。

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第2回(令和4年度開催)

テーマ:『横浜市立横浜商業専門学校(Y専)とは、どのような学校であったのか ~ 横浜市立大学の起源をめぐって ~』
本学の源流となる横浜市立横浜商業専門学校(Y専)の設立から、現在の4年制大学に至るまでの経緯と、当時の横浜市内における高等教育機関の成立についてご講演頂きました。Y専の設立当時の横浜商業高校(Y校)や横浜市内の他の高等教育機関との関係性、戦時下から戦後の厳しい状況の中、先人たちはいかにしてY専を守り、発展させ、横浜市立大学への昇格に繋げていったかなど、詳しくお話しいただきました。

講演者:齋藤毅憲名誉教授(元商学部長)
齋藤毅憲名誉教授プロフィール
商学博士。専門は経営学・経営教育論。商学部長、大学院経済学研究科・経営学研究科長、全国ビジネス系大学教育会議会長、神奈川県人事委員会委員長ほかを歴任。

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第1回(令和3年度開催)

テーマ:「横浜市立大学附属病院・医学部の歴史」
令和3年(2021年)は、附属病院と医学部のルーツである横浜仮病院設立から数えて150周年の記念すべき年した。明治期の仮病院設置から様々な変遷を経て現在に至るまでの歴史を振り返る内容でご講演いただきました。
「横浜に病院を」という篤志家の想いから、当時の市内有志の寄附により設立された横浜仮病院。その後、感染症の蔓延や震災、太平洋戦争の戦禍にあっても、一貫して市民の命と健康を守り続け、現在に脈々と受け継がれる「十全魂」の原点をたどる内容となっています。

講演者:遠藤格副学長
遠藤格副学長プロフィール
本学医学部の卒業生で、平成21年より消化器・腫瘍外科学講座の主任教授、その後、平成28年度より附属病院副病院長、平成30年度より副学長に就任し、現在に至る。
※本講演は教職員・学生を対象としてオンラインにて開催したため、一部抜粋したものを公開しています。

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