「横浜市立大学の歴史を知る講演会」の開催について(アーカイブ動画の公開)

横浜市立大学の歴史を知る講演会

創立100周年に向けて横浜市立大学の歴史や成り立ち、先人たちの想いを知り、次の100年にバトンをつないでいくために、本学の歴史に関する様々なテーマで開催しています。講演の様子をアーカイブで公開していきますので、ぜひご覧ください。


第3回(令和4年度開催)

テーマ:「史跡称名寺保存と市大学生運動」
1967年に称名寺を囲む山稜を削平する宅造工事の開始を受け、本学の日本史研究室の教員が問題提起したことから学生達が史跡の保全活動を開始。 1968年の横浜市による史跡保全決定により、国・県・市の三者による山稜買い上げに至る経過と、本学の学生・教員・地域の婦人会の果たした役割など、当時の資料や写真を用いてお話しいただきました。

講演者:天下井恵(あまがい さとし)氏
天下井恵氏プロフィール
本学卒業生(文理学部)で在学中に今回のテーマで取り上げた「称名寺を守る会」の中心メンバーとして活動。
卒業後、千葉県船橋市公立の小・中学校(社会科教師)でご勤務や千葉県白井市の文化財審議委員会長、千葉県白井市議会議員を歴任。
また、千葉県船橋市の地域史・郷土史や千葉県柏市史、千葉県鎌ケ谷市史の自治体史編纂などに携わる。

当日配付資料はこちら

第2回(令和4年度開催)

テーマ:『横浜市立横浜商業専門学校(Y専)とは、どのような学校であったのか ~ 横浜市立大学の起源をめぐって ~』
本学の源流となる横浜市立横浜商業専門学校(Y専)の設立から、現在の4年制大学に至るまでの経緯と、当時の横浜市内における高等教育機関の成立についてご講演頂きました。Y専の設立当時の横浜商業高校(Y校)や横浜市内の他の高等教育機関との関係性、戦時下から戦後の厳しい状況の中、先人たちはいかにしてY専を守り、発展させ、横浜市立大学への昇格に繋げていったかなど、詳しくお話しいただきました。

講演者:齋藤毅憲名誉教授(元商学部長)
齋藤毅憲名誉教授プロフィール
商学博士。専門は経営学・経営教育論。商学部長、大学院経済学研究科・経営学研究科長、全国ビジネス系大学教育会議会長、神奈川県人事委員会委員長ほかを歴任。

当日配付資料はこちら

第1回(令和3年度開催)

テーマ:「横浜市立大学附属病院・医学部の歴史」
令和3年(2021年)は、附属病院と医学部のルーツである横浜仮病院設立から数えて150周年の記念すべき年した。明治期の仮病院設置から様々な変遷を経て現在に至るまでの歴史を振り返る内容でご講演いただきました。
「横浜に病院を」という篤志家の想いから、当時の市内有志の寄附により設立された横浜仮病院。その後、感染症の蔓延や震災、太平洋戦争の戦禍にあっても、一貫して市民の命と健康を守り続け、現在に脈々と受け継がれる「十全魂」の原点をたどる内容となっています。

講演者:遠藤格副学長
遠藤格副学長プロフィール
本学医学部の卒業生で、平成21年より消化器・腫瘍外科学講座の主任教授、その後、平成28年度より附属病院副病院長、平成30年度より副学長に就任し、現在に至る。
※本講演は教職員・学生を対象としてオンラインにて開催したため、一部抜粋したものを公開しています。

当日配付資料はこちら