横浜市立大学の歴史を知る講演会
創立100周年に向けて横浜市立大学の歴史や成り立ち、先人たちの想いを知り、次の100年にバトンをつないでいくために、本学の歴史に関する様々なテーマで開催しています。講演開催案内や過去の講演アーカイブをこのサイトで公開していきますので、ぜひご覧ください。
アーカイブ一覧
第6回(令和6年度開催)
テーマ:「国際教養学部の歴史と未来」
1952(昭和27)年に設置された文理学部を起源とし、1995(平成7)年の国際文化学部、2005 (平成17)年の国際総合科学部への再編を経て、2019(平成31)年に現在の形となった国際教養学部について、横浜市とともに歩んだ72年を振り返りながら、加藤祐三名誉教授、岡田公夫名誉教授、鈴木伸治国際教養学部長にご講演いただきました。
第5回(令和5年度開催)
テーマ:「横浜市における看護教育の歴史と未来」
1898(明治31)年に設置された横浜市立十全看護婦養成所を起源とし、幾度かの再編を経て2005(平成17)年に現在の形となった横浜市立大学医学部看護学科に関する歴史と未来について、渡部節子名誉教授と赤瀬智子看護学科長からご講演いただきました。
第4回(令和5年度開催)
テーマ:「理学系の歩みと今後の展望」
1952年(昭和27年)に文理学部が発足して以来、幾度かの合理化と再編を繰り返し横浜市とともに歩んできた理学系。重田諭吉名誉教授から、当時の写真や資料を交えて当時の状況を詳しくお話しいただきました。後半では、理学系の現在そしてこれからの展望について横山崇理学部長からご講演いただきました。
第3回(令和4年度開催)
テーマ:「史跡称名寺保存と市大学生運動」
1967年に称名寺を囲む山稜を削平する宅造工事の開始を受け、本学の日本史研究室の教員が問題提起したことから学生達が史跡の保全活動を開始。 1968年の横浜市による史跡保全決定により、国・県・市の三者による山稜買い上げに至る経過と、本学の学生・教員・地域の婦人会の果たした役割など、当時の資料や写真を用いてお話しいただきました。
第2回(令和4年度開催)
テーマ:『横浜市立横浜商業専門学校(Y専)とは、どのような学校であったのか ~ 横浜市立大学の起源をめぐって ~』
本学の源流となる横浜市立横浜商業専門学校(Y専)の設立から、現在の4年制大学に至るまでの経緯と、当時の横浜市内における高等教育機関の成立についてご講演頂きました。Y専の設立当時の横浜商業高校(Y校)や横浜市内の他の高等教育機関との関係性、戦時下から戦後の厳しい状況の中、先人たちはいかにしてY専を守り、発展させ、横浜市立大学への昇格に繋げていったかなど、詳しくお話しいただきました。
第1回(令和3年度開催)
テーマ:「横浜市立大学附属病院・医学部の歴史」
2021年(令和3年)は、附属病院と医学部のルーツである横浜仮病院設立から数えて150周年の記念すべき年した。明治期の仮病院設置から様々な変遷を経て現在に至るまでの歴史を振り返る内容でご講演いただきました。
「横浜に病院を」という篤志家の想いから、当時の市内有志の寄附により設立された横浜仮病院。その後、感染症の蔓延や震災、太平洋戦争の戦禍にあっても、一貫して市民の命と健康を守り続け、現在に脈々と受け継がれる「十全魂」の原点をたどる内容となっています。