医学研究科・看護学専攻の目的

 本研究化は、医学、看護学及び諸科学の知識と技術を基礎として、より高度な学識と実践能力を培うことによって、地域社会及び国際社会において活躍・貢献することのできる人材を育成するとともに、研究成果を還元することにより、社会の発展に寄与することを目的とします。
 その中で看護学専攻では、広い視野に立脚して看護学の専門性を追求できる人材及び、看護学の実践的研究能力をもって実践現場を改革できる人材を育成し、地域の保健医療福祉の発展に寄与することを目的としています。

高度実践看護師の育成

 看護学専攻では国公立大学の中でも多彩な高度実践看護師を育成するためのコースを有しており、多くの修了生が臨床で活躍しています。がん看護学分野、老年看護学分野、小児看護学分野、感染看護学分野、精神看護学分野は、一般社団法人日本看護系大学協議会により専門看護師教育課程として認定されています。また、クリティカルケア・周麻酔期看護学分野では、看護師特定行為研修のうち術中麻酔管理領域パッケージが受講できます。2021年度からは、助産学分野(助産師国家試験受験資格取得可能)に加え、2022年から専門的な知識と技術を持った臨床看護教育者を育成することを目指し、看護プロフェッショナル教育学分野を開設いたしました。

精神看護学領域で主に学べる研究テーマと指導方法

研究テーマ

・精神科看護に関する研究
・精神保健に関する研究
・虐待等被害者のトラウマ・インフォームド・ケアに関する研究
・フォレンシング看護に関する研究

■ 研究指導方法

精神看護学における援助方法、管理、病院から地域・在宅等、各々が関心を持ったテーマが追究できるよう、幅広い視点・幅広い場で必要とされる研究について指導します。

精神看護学領域 高度実践看護師資格取得者一覧

桐山 啓一郎   (平成24年度修了)
谷島 和美    (平成24年度修了)
早川 麻耶    (平成25年度修了)
ベンジャミン 藍 (平成25年度修了)
相馬 卓弥    (令和26年度修了)
一柳 理絵    (平成27年度修了)
寺戸 聡子    (平成27年度修了)
井ノ口 恵子   (平成28年度修了)
上松 太郎    (平成28年度修了)
永田 加奈子   (平成28年度修了)
中村 啓     (平成28年度修了)
早川 貴紀    (平成28年度修了)
小野寺 悠斗   (平成29年度修了)
佐々木 博之   (平成29年度修了)
若杉 慶嗣    (平成29年度修了)
佐々木 貴行   (平成30年度修了)
高橋 麻美    (平成30年度修了)
渡邊 奈央    (平成30年度修了)
宇野 泉     (令和元年度修了)
渡部 李菜    (令和元年度修了)
甲髙 成美    (令和2年度 修了)
加藤 智哉    (令和3年度 修了)