修士課程(2年)、博士課程(4年)のシラバスです。
両課程ともに、内容は同じです。
9月から1月にかけて行われる精神医学セミナー(計8回)は、 学生や医局員、横浜市大附属病院、横浜市大附属市民総合医療センターのスタッフも聴講することができます。精神科医局までご連絡ください。
シラバス(授業計画)
▼ 科目名
1)医科学特論Ⅰ 精神医学
2)医科学特論Ⅱ 精神医学
1)修士課程(2年)
医科学研究コース・放射線治療技術コース
2)博士課程(4年)
医科学研究コース・先端的がん治療専門医療人養成コース
精神医学研究の基本概念を理解し、併せて最新の動向、技術的進展を理解し、さらに研究計画設定の技術、学術成果の批判的検討といった研究者としての基本を習得する。
統合失調症などの精神疾患各論、神経病理学、分子生物学、精神保健学の講義を通して精神医学研究の基礎概念と知識を修得しつつ、当教室の生物学的研究あるいは社会精神医学研究を通して、最先端の知見を学ぶ。
▼ キャリア形成との関連性
精神医学研究を学ぶことで、科学的発想を拡げ、研究能力を修得することに繋がる。
▼ 成績評価方法
カンファレンスなどでの討論への参加と、自身の発表、レポートの内容などから総合的に評価する。
動機付けによる主体的な参加を期待する。自分の周囲のメンタルヘルス問題に興味・関心を向けておくと良い。
各自持参の教科書、参考図書を通読、もしくは関心領域の関連論文を精読して予習し、講義後はさらに配布資料などで見直して復習すること。
・病棟等の診療カンファレンスは、毎週木曜日の午前9時から12時まで、臨床研究棟で行います。
・個別の研究グループのカンファレンスの実施曜日・時限・回数はそれぞれ異なるため、個別に通知します。
・臨床抄読会(第4木曜15時~16時)、研究抄読会(第3月曜16時~17時)に参加します。
・
精神医学セミナーは9月から翌年1月にかけて月に1、2回(全8回)、月曜日の午後5時より6時もしくは6時半まで実施します。
・カンファレンスやセミナーでは、精神医学分野の最先端の知見をもとに履修者が教員と議論し、これらの学習を基にして研究デザインから成果報告までの研究の過程を学び、演習を通して、各自の研究計画などに関する発表を行い、レポートを作成し提出します。
精神医学セミナー 内容とスケジュール(全8回)
① “こころ”を科学するということ
オリエンテーション・精神医学研究総論・自殺学
② “精神疾患の脳”を科学するということ
画像研究、不安障害を中心に
⑥ “リハビリ”を科学する
精神科リハビリテーション
⑦ 災害精神医学~災害としてのCovid-19
災害精神医学
⑧ “統合失調症”を科学する
遺伝子、統合失調症、臨床研究を中心に
当教室の各研究チームと研究内容をご紹介します。
学会・研究会活動、海外留学・研修も非常に活発です。
平成25年以降の論文・学会発表等のリストです。
優れた研究業績を収めた教室スタッフに毎年授与される賞です。
修士課程(2年)、博士課程(4年)のシラバスを紹介します。