がん細胞の形態異状(異型性)の分子基盤の解明
がん細胞は、健常な細胞とは異なった特徴的な形をしています。このような形態学的特徴を、病理学では異型性と呼び、がんの病理診断(組織診・細胞診)の指標としています。
「なぜ、がん細胞は変な形をしているのだろう?」という素朴な疑問に答えたいと考えています。
がん遺伝子KRASによって引き起こされる形態変化をモデルとして、異型性の分子基盤の解明を目指しています(参考文献: Okudela-K et
al. Am J Pathol 2009 December; Medical Molecular Morphology 2014; PloS one 2014 !リンク!)。