公立大学法人 横浜市立大学附属 市民総合医療センター 看護部

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採用情報

生まれるということは
本当に奇跡だと感じる毎日。

Interview9-2病棟勤務

助産師

センター病院で働いてみて
感じる魅力

総合周産期母子医療センターで助産師として働いています。神奈川県周産期救急医療システムの基幹病院なので、正常分娩だけでなく、早産や死産などのハイリスク分娩も経験できます。また、BFH(赤ちゃんにやさしい病院)指定病院として「母乳育児がうまくいくための10のステップ」に基づいた支援を行い、母子を関連付けてアセスメントする視点を学べます。母と子2人分の命を預かる責任の重さを痛感すると共に、母の強さや赤ちゃんの生きる力からエネルギーをいただき、生まれるということは本当に奇跡だと感じる毎日です。

現在は、臨床実習指導者として学生指導に関わっています。学生の目線がある中での対象者との関わりは、自分自身の看護を見直す機会になりました。母性看護実習は、慣れない新生児との関わりやウェルネスの看護過程に苦手意識を持つ学生も多いです。緊張している学生を病棟全体で受け入れ、一貫した指導ができるよう努めています。褥婦さんから「頑張ってね」と声をかけられ、嬉しそうな学生を見ると私も嬉しくなります。また、お産に立ち会わせていただくことで、いのちの大切さを改めて感じて欲しいと思っています。よりよい看護を学生と共に考え、一緒に成長していきたいです。

Message

母性看護学実習時に、妊娠14週で流産となった胎児と対面させていただきました。胎児には指が5本あり、爪もあり、私達と同じだと感じました。胸がいっぱいになり、涙が出てきました。いのちを取り巻く様々な場面・対象者に関わることのできる助産師の持つ可能性の大きさに魅力を感じ、助産師への漠然とした憧れは強い意志になりました。

臨床実習での受け持ち患者や看護師との出会いは、今後の看護観に大きく影響するものだと思います。センター病院での臨床実習やインターンシップを通して、ロールモデルとなる看護師と出会い、一緒に働きたいと思っていただけたら幸いです。センター病院に後輩のみなさんがいらっしゃることを心から待っています。