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横浜市立大学附属市民総合医療センター ペインクリニック内科

当科は、2017年4月に神奈川県下では初めて、「痛みセンター連絡協議会」に参加登録された医療機関です。
日本の場合は2020年8月末現在で全国に24施設(総人口は1億2593万人)だけ。全然足りていない、この現状を変えなくてはいけません。
痛みセンター連絡協議会は、2011年に厚生労働省による痛み政策についての提言を受けて設立された機関で、2020年9月現在、当科を含め全国25の医療機関が参加し、専門的な観点から慢性の痛みの課題を整理し、対応策を協議しています。
国際的に評価されている慢性痛の治療は、医師や看護師だけでなく、多職種が集まって治療にあたる「集学的痛み治療」ですが、日本ではまだまだ普及していません。
当科は、横浜市や神奈川県における慢性痛の拠点病院として活動すると同時に、日本全国に標準化された痛み治療を普及させる拠点として取り組みを進めています。

〒232-0024神奈川県横浜市南区浦舟町4丁目57
https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/

総監修:北原雅樹(きたはら・まさき)

横浜市立大学附属市民総合医療センター ペインクリニック内科 診療部長・診療教授、公認心理師
1987年3月、 東京大学医学部卒業。帝京大学医学部附属市原病院麻酔科、同大帝医学部附属溝口病院麻酔科助手を経て、1991年~96年米国留学(Resident of Anesthesiology, University of Washington Medical Center、Senior Fellow of Clinical Pain Service, University ofWashington Medical Center)。

1996年8月に帰国後、帝京大学医学部附属溝口病院、2006年7月、 東京慈恵会医科大学ペインクリニック診療部長、2009年4月、 東京慈恵会医科大学ペインクリニック診療部長、麻酔科准教授を経て、16年4月横浜市立大学附属市民総合医療センター麻酔科特任教授(兼任)。17年4月、横浜市立大学医学部麻酔科学講座准教授(ペインクリニック担当)、20年4月より現職。

世界で初めて設立された痛み治療センター、ワシントン州立ワシントン大学ペインセンターで慢性痛診療について学ぶ。専門は、通常の治療法では効果が少ない難治性慢性痛で、精神科医、看護師、公認心理師、理学療法士、作業療法士、鍼灸師などとのチーム医療で診療にあたる。

(本サイトは、日本の慢性痛医療を進化させる取組みを進め、慢性痛患者にとどまらず、医療者や広く一般に公開し、意識啓発普及の取組を協働して実施するために、公立大学法人横浜市立大学とあたらす株式会社(神奈川県川崎市)がPfizer Grant(Grant ID :44116117)※注を活用し、協働で製作したものです。)

※Pfizer Grant(Grant ID :44116117)は、ファイザー株式会社による「〈公募型〉医学教育プロジェクトによる助成」事業です。
「医学教育プロジェクト」は、ファイザーが定める対象疾患領域で特定されたギャップを埋めるためのプロジェクト。横浜市立大学は2018年に公募に申請し、採択されました。
「医学教育プロジェクト」申請者(施設・団体)がそのプロジェクトの企画・立案・実施・管理において、法的・倫理的責任を負うものであり、ファイザーがそのプロジェクトの立案に関与(内容に関するアドバイスを含む)したり、実行に一切関与するものではありません。