『疼痛医療におけるPrecision Medicine(精密医療)の可能性』
日時 | 2018年01月11日(火) 19:00開始 |
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場所 | 東京大学医学部附属病院中央診療棟 II 7階大会議室(東京大学医学部附属病院へのアクセス) 〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1 ※来場に関しましては、公共交通機関をご利用ください。 |
※横浜市立大学では連携大学同時中継は行いません。
■演題:疼痛医療におけるPrecision Medicine(精密医療)の可能性
■演者:住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部 麻酔科・痛みセンター 准教授)
■概要:
Precision medicine(精密医療)とは、患者個人から得られた精密な情報を基に病態・疾患をより詳細に階層化し、最適な診断と治療法を提案しようとするものである。その階層化は、遺伝情報(ゲノム)から表現型(フェノタイプ)へと構成される。疼痛領域では遺伝情報の個体差である遺伝子多型に基づく疼痛重症化予測や鎮痛薬反応性の最適化だけでなく、ヒト患者に基づく新規の病態機序の探索も行われている。我々の研究結果を交えて、疼痛医療における精密医療の可能性を議論する。