小児固形がん治療の現状と今後の課題
日時 | 2019年01月28日(月) 18:30 ~ |
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場所 | 横浜市立大学附属病院10F臨床講堂 (横浜市立大学へのアクセス) 〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦3-9 ※来場に関しましては、公共交通機関をご利用ください。 |
※自治医科大学(自治医科大学記念棟9階会議室)にて開催されますセミナーを遠隔同時中継にて行う予定です。
■演題:小児固形がん治療の現状と今後の課題
■演者:小野 滋(自治医科大学大学院医学研究科 小児外科学教授)
■概要:
日本では、年間約2500例の小児がん症例が発症しており、そのうち約半数が固形がんである。発症頻度は10,000人に1人であり、いわゆる稀少がんである。小児固形がんの特徴として稀少性の他、組織を含めた生物学的多様性と高い治癒可能性があげられ、臨床経過も様々である。昨今の化学療法、外科療法、放射線療法を最適に組み合わせた集学的治療の進歩により、予後の著しい改善が得られるようになったが、小児特有の問題点や今後の課題も多く認められる。