『がんに対する免疫療法:標準治療として確立するための今後の課題』
日時 | 平成30年11月06日(火) 18:45 ~ |
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場所 | 東京大学医学部附属病院中央診療棟 II 7階大会議室(東京大学医学部附属病院へのアクセス) 〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1 ※来場に関しましては、公共交通機関をご利用ください。 |
※横浜市立大学での同時中継は予定されておりません。
■演題:がんに対する免疫療法:標準治療として確立するための今後の課題
■演者:籠谷 勇紀(東京大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科 講師)
■概要:
がんに対する免疫療法は、T細胞を主体とした免疫細胞により腫瘍細胞を認識・攻撃させる治療法の総称で、実際には様々な治療様式を含む。免疫チェックポイント阻害剤、キメラ抗原受容体導入T細胞療法が一部の難治性腫瘍に対して臨床効果を示したことから近年注目されているが、現在までに有効性が証明されている治療法・対象疾患はごく一部に過ぎない。
本セミナーではがん免疫療法の基本的概念、現状の治療成績を整理した上で、特に今後研究開発が加速すると思われる細胞療法について、最近の研究成果も紹介しながら標準治療として普及させるための課題、将来の展望について一緒に考える機会にしたい。