『小児がんにおける統合的ゲノム解析とクリニカルシーケンスの現状~ゲノム医療の見えてきた課題~』
日時 | 平成30年06月07日(木) 18:30 ~ |
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場所 | 東京大学医学部附属病院中央診療棟 II 7階大会議室(東京大学医学部附属病院へのアクセス) 〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1 ※来場に関しましては、公共交通機関をご利用ください。 |
※横浜市立大学での同時中継は予定されておりません。
■演題:小児がんにおける統合的ゲノム解析とクリニカルシーケンスの現状~ゲノム医療の見えてきた課題~
■演者:滝田 順子(東京大学医学部附属病院 小児科 准教授)
一般的に小児がんは成人がんと比べて、 遺伝子変異数が少ないことが知られている。また、現在進行中の新薬の治験の中で、 小児がん患者を対象としたものがほとんどないのが現状である。従って、小児がんにおけるゲノム医療の推進には課題は山積しているものの 、 重要なことは、分子病態を解明し、ゲノム医療の推進を裏打ちするゲノム情報を体系的に収集することである。本セミナーでは、 これまで行われてきた小児がんの統合的ゲノム解析の成果とゲノム医療の現状について概説する。