『irAE関連対策チームの実地臨床に向けた取り組み～　』

■演題：「irAE関連対策チームの実地臨床に向けた取り組み～」
■演者：鈴木 栄　先生 (自治医科大学附属さいたま医療センター 薬剤部副薬剤部長)
■お問合窓口：自治医科大学大学 学事課 大学院係 　 cancer@jichi.ac.jp

近年において、各がん領域における新たな治療選択として免疫チェックポイント阻害薬（ICI）が注目され、臨床効果についても期待の非常に高い薬剤ではあるが、従来の殺細胞性抗がん薬、分子標的治療薬とは異なる種類の有害事象が多く 報告されている。その未知の有害事象に対しても同じ基準で迅速に対応していく必要があり、早期発見と診断、適切な対処が求められている。そこで今回、免疫関連有害事象（immune-related adverse event：irAE）に対処するためのチーム医療と実地臨床で有用なツールについて事例を交えて紹介する。