横浜市立大学附属市民総合医療センター 臨床検査部

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既存試料を使用して行う精度管理について

 

1.使用目的

検査精度を一定に保つ(精度管理)ためや、診断精度を高めるために、常に新しい検査方法や試薬を検討する必要があります。そこで、既存試料(検査が終了して、残った検体)を完全匿名化した後に、検査方法の評価に利用します。

 

2.方法

臨床検査部にて既存試料を冷凍保存し、精度管理や新しい検査の検討に使用します。
但し、ヒトの遺伝子解析には使用しません。

 

3.予期される効果及び危険性

診断精度の向上に貢献します。また、既存試料を使用しますので、新たな危険性はありません。

 

4.倫理的配慮について

本検討では、臨床検査後の廃棄予定の既存試料を使用するため、患者さまの生命・健康に直接影響を及ぼすことはありません。 氏名・生年月日・住所・電話番号・ID番号などの個人情報はすべて匿名化してから使用しますので、個人情報が漏れることはありません。

 

なお、ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。
(午前9時~午後5時)
電話045-261-5656(代表)
検査部情報室7198