横浜市立大学附属市民総合医療センター 臨床検査部

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喀痰・便検体の提出について

提出方法

*提出場所: 本館1階 中央採血室

 

*提出時間: 月 ― 木   9時より16時まで
金・休前日   9時より10時まで(喀痰)

9時より16時まで(便)

 

診察や他の検査がなく、痰・便の提出のために来院される方は

再来受付機で受付せずに直接1階中央採血室にて診療券と痰の容器を提出してください。

 

喀痰・便検体の採り方

喀痰検査は、呼吸器の病気を診断するのに不可欠で、細胞の異常や、細菌、ウィルスの感染、アレルギーなどをみつけることができます。特に結核菌感染の疑いがある場合、正しい検査結果を得るためには、感染した部位の喀痰を吐き出すことがとても重要です。喀痰がうまく採れずに、感染が見つからないと、患者さん自身だけではなく、回りの家族にも感染が広がる危険があります。採取方法を守ってください。

 

illust_ugai痰の採り方

① なるべく起床時に採取してください。

② 初めにうがいをして口の中をきれいにします。

③ できるだけ多くの痰が採れるよう、

  深く息を吸って強いせきとともに痰を指定の容器に出します。

④ 容器のフタをしっかり閉めてください。

 

注意事項

● ティッシュやラップ等に採らずに、容器に直接出してください。

● 1回分を1つの容器に入れてください。

● 痰を速やかに病院に届けてください。 (提出までは冷蔵庫で保存)

 

 

 

 

便中ヘモグロビン検査の感度をよくするために、便を以下の方法で採り、速やかにご提出ください。

 

便の採り方

① 専用の容器からフタに付いたステイックを取り出す。

② ステイックの溝の部分で便の表面を幅広く擦るか、

  または先端を5~6カ所に突き刺して便を取ってください(量は先端の溝が埋まる程度)。

③ 容器に戻してフタを締めてください。

④ 容器を数回振ってください。