横浜市立大学精神医学教室
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神経変性疾患の脳内に蓄積するたんぱく質についての研究を続けており、この数年は、レビー小体型認知症の脳内に蓄積するα-シヌクレイン蛋白や、アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症の脳内に蓄積するタウ・TDP-43・FUS蛋白についての研究を行ってきました。特にレビー小体型認知症は、教室の前教授である小阪憲司名誉教授が疾患概念を確立した疾患で、当教室の伝統的な研究テーマです。その他には、これまでに剖検が行われ、教室に保存されている脳標本についての再検討を行っています。最近は、前頭側頭葉変性症の病態に関わるFUS蛋白の細胞内局在について検討やtangle-predominant dementiaの側坐核における病理学的検討を行い、論文として発表しています。

また、附属病院では、Beçhet病、SLE、Sjögren症候群、橋本脳症をはじめとした自己免疫疾患の精神症状を評価して、抗NMDA受容体抗体など髄液中の特殊自己抗体との関連を調べています。








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